中国、ファイブアイズの「中国スパイ警戒」声明に反発…「悪意ある中傷」
中国のスパイがLinkedInなどのオンライン求人プラットフォームを利用し、機密情報へのアクセス権を持つ人物を標的にしているとのファイブ・アイズ加盟国の警告に対し、中国側が強く反発した。
在英中国大使館は3日(現地時間)報道官名義の声明を発表し「いわゆる『中国スパイの脅威』との非難は全く根拠のない悪意ある中傷だ」と主張した。
その上で「ファイブ・アイズはこうした主張を強く非難する」と表明した。
在英中国大使館はさらに「ファイブ・アイズは世界最大級の情報機関ネットワークであり、その構成国は世界各地でためらうことなく情報収集活動を行っている」と指摘した。
そして「真に平和を脅かしているのはこうした行為の方だ」と批判した。
また「このような自作自演と責任転嫁に等しい行為を直ちにやめるよう英国に求める」とし「そうしなければ自ら恥をかくだけだ」と強調した。
中国外務省も4日、この問題について反発する姿勢を示した。
中国外交部報道官の毛寧氏は定例記者会見で「世界最大の情報協力同盟であるファイブ・アイズは長年、世界各地で大規模かつ組織的な諜報活動を行ってきた」とし「そのような組織が中国の『スパイの脅威』を問題視すること自体、極めて皮肉なことだ」と指摘した。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで構成される情報共有同盟ファイブ・アイズの情報機関は3日、中国のスパイ活動への警戒を呼びかける共同声明を発表したという。
声明では、中国軍の情報機関が専門職向け交流サイトやオンライン求人プラットフォームを利用し、ファイブ・アイズ加盟国の政府・軍関係者や機密情報へのアクセス権を持つ人物を通じて、軍事・政治・経済に関する情報の収集を試みていると指摘した。
中国による諜報活動への警戒を促す同様の声明は過去にも出されていたが、ファイブ・アイズが共同で発表するのは今回が初めてだとSCMPは伝えた。
今回の共同声明は、英国のイベット・クーパー外相が1日から3日にかけて中国を訪問し、中国の王毅外相と第11回中英戦略対話を行った直後に発表された。














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