
ホワイトハウスは29日(現地時間)、イランとの協議に向け、米国のドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏と、米国のスティーブ・ウィトコフ特使がカタールの首都ドーハへ向かったと明らかにした。一方、イランは自国が指定していない航路を利用する船舶の通航を阻止する方針を示しており、協議は難航する見通しだ。
米政治専門メディアであるポリティコによると、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は同日、米FOXニュースに対し、クシュナー氏とウィトコフ特使が「高官級協議」のためカタールへ向かっていると語った。さらに「これとは別に実務協議も行われる」と付け加えた。
ポリティコは、イランのカゼム・ガリババディ外務次官が国営テレビで「今週、実務協議は予定されていない」と述べる一方、高官級協議には言及しなかったと報じた。この発言は、トランプ大統領が予告した通り、30日にドーハでホルムズ海峡を巡る高官級協議が開かれる可能性を示すものと受け止められる。
ただ、協議は難航が予想される。ガリババディ外務次官は「イランが指定していないホルムズ海峡内の航路を利用する船舶の通航には反対し、これを阻止する」と警告した。イランは25日、ホルムズ海峡南部のオマーン領海を航行していたシンガポール船籍のコンテナ船に、ドローン攻撃を行っている。
イランは、60日間の停戦終了後にホルムズ海峡の通航料を課す案についても、着々と準備を進めている。ガリババディ外務次官は「オマーンにホルムズ海峡の管理体制構築に協力する意思がないなら、イランがこの作業を進める」とする一方、「今日、オマーン側が準備を整え、協力する意思を示していることを確認した」と述べた。さらに、今後数日以内にイランとオマーンの専門家が、この問題を巡る協議を始めると説明した。
















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