報道に「突き出た」ボルトに「ドン」…首と腰が折れて56億円請求

アメリカの70代男性が歩道に突き出た駐車精算機の残骸に足を取られて転倒し、首と腰を骨折する重傷を負った。被害者側は管理の怠慢の責任を問うてサンディエゴ市当局に3500万ドル(約56億円)の賠償金を請求した。
NBC 7 サンディエゴなど現地メディアによると、5月11日にサンディエゴのミッション・ヒルズの道路脇でAさん(70・男)が歩道の上に突き出た鉄製ボルトに足を取られて転倒した。
杖をついて歩いていたAさんは転倒し、駐車してあった車に頭を強くぶつけた。意識を失って倒れた彼は妻の通報で即座に病院に搬送されたが、脳震盪と共に首の骨(頸椎)と脊椎が折れたと診断された。
Aさんは現在、ベッドから自力で起き上がれず、24時間介護者の世話を受けなければならない状態だ。

事故の原因となったのはサンディエゴ市当局が撤去した「駐車料金精算機」の残骸だった。サンディエゴ市は約1年前にこの区域の精算機を撤去したが、床を適切に仕上げず、錆びた下部基礎と1〜2インチ(2.5〜5cm)高さの固定用ボルトをそのまま放置していた。
被害者側の法律代理人は「1年前に駐車メーターを撤去しながらも歩道に突き出た台座とボルトをそのまま残し、縁石には30分駐車を表示しているのは大きな過ちだ」と指摘した。
弁護士は3500万ドルの損害賠償請求は今後発生する数億円の医療費調達だけでなく、都市全域に放置された危険施設に対する市の警戒心を喚起するための公益的目的も含まれていると説明した。
近くに住む老夫婦も「歩道の凸凹した障害物が動きが不自由な人々に困難を与えている」とし、「移動する際に歩行器を使っているが、木の根っこで歩道が平らでなくて大変だ。注意を払わなければ車輪がそのままぶつかる」と訴えた。
サンディエゴ市当局は今回の賠償請求に対して公式な立場を明らかにしていない。被害者側は市が妥当な補償及び再発防止策を示さない場合、裁判所に正式な民事訴訟を提起する方針だと明らかにした。
市の報告書によると、過去10年間にサンディエゴ警察署に関連する賠償金支払い額は1億1600万ドル(約188億2,620万円)に達する。













コメント1
磯爺
現在の医療技術をもってしても頸椎、脊椎の治療完治は不可能だろう。言ってみれば一生寝たきりだし同時に介護も必須だ。同情申し上げる。