
北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長は6日、中国の軍事力増強について「甘く見てはならない」と述べたと香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が7日に報じた。ルッテ総長はトルコのアンカラで開催されるNATO首脳会議を1日控え、中国による初の太平洋海域での原子力潜水艦からの潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験について質問され、このように答えた。
ルッテ総長は「NATOは中国を甘く見てはならない」とし、「小泉進次郎防衛相とすでにメッセージを通じてこの問題を議論した」と述べた。彼は「インド太平洋地域で起こることは、大西洋地域で起こることと関連がある」とし、「これが我々が緊密に協力する理由だ」と強調した。またルッテ総長は「ウクライナ戦争でも中国、北朝鮮、イランはロシアがウクライナに対して何の理由もなく侵略戦争を行うのに重要な役割を果たした」とし、「これは我々が決して甘く見てはならないことを再び示す証拠だ」と述べた。
中国は6日の昼、太平洋の公海上に向けて訓練用の模擬弾頭を搭載したSLBMを発射した。中国が公表したSLBMの太平洋への発射は1982年以来初めてで、原子力潜水艦からの発射も初めてだ。
一方、ルッテ総長は今回の首脳会議に関連してNATO加盟国が国防費支出を増やし、ウクライナの安全保障に対する責任や防衛費負担をより均衡の取れた形で分担し、ウクライナが必要とする支援を確実に受けられるようにすべきだと主張した。彼は今回のNATO首脳会議にインド太平洋4か国(IP4)のパートナー国のうち、日本、オーストラリア、ニュージーランドの首脳が欠席したことについて、「非常に緊密な協力関係にあるため、懸念はしていない」との認識を示した。













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