「イスラエルの王」はここで終わるのか…ネタニヤフ、運命の総選挙へ
ネタニヤフ首相、53年ぶりに4年の任期を全う…10月27日に総選挙

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、53年ぶりに4年の任期を全うし、10月の総選挙に臨むことになった。
現地メディアのタイムズ・オブ・イスラエルは12日(現地時間)、イスラエル国会(クネセト)が17日に解散し、法律で定められた最終期限となる10月27日に選挙を実施すると報じた。
イスラエルの総選挙が法定期限に合わせて実施されるのは1988年以来初めてである。これまでは連立政権の崩壊などの政治的不安定により、前倒し総選挙が繰り返されてきた。
イスラエル史上最も極右的と評価されるネタニヤフ連立政権は、2023年のパレスチナ武装組織ハマスによる奇襲攻撃などを巡り、何度も崩壊の危機に直面した。
1996年に最年少で首相に就任し、通算19年間在任したネタニヤフ首相は、今回の総選挙で「幅広い挙国一致政府」を掲げて再挑戦する。
現在の世論調査では、ネタニヤフ連立政権は議会で多数派の地位を失うと予測されている。
汚職容疑で裁判を受けながらも、2022年の総選挙で6度目の内閣を組閣したネタニヤフ首相は、ハマスの攻撃を巡る責任論に続き、イランとの戦争でも支持を失った。
ヘブライ大学の世論調査では、回答者の92%がイランが戦争に勝利したとみており、ネタニヤフ首相の支持率は3月初めの40.5%から6月には29.4%へ低下した。
イスラエルによるガザ地区とレバノンへの空爆で、民間人を含む数万人が死亡した。イスラエル兵の死者数は数十年ぶりの最高水準を記録した。
強い安全保障を掲げて長期政権を維持してきたネタニヤフ首相は、今回の選挙で、これまでの戦争遂行への評価を受けながら政治的生き残りを試される見通しである。
ネタニヤフ首相が率いるリクード党の支持者は、ネタニヤフ首相を「ビビ王」(ビビはネタニヤフ首相の愛称)と呼んでいる。支持者は、どのような選挙結果になっても新たな連立政権を組み、政治的影響力を維持することを期待している。















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