
インド南部アンドラプラデシュ州で、4年ぶりに新型コロナウイルス感染症による死者が確認され、地域社会に緊張が広がっている。
インド紙のタイムズ・オブ・インディア(TOI)やNDTVなどの現地メディアは、アンドラプラデシュ州保健当局の発表を引用し、カダパ地域で新型コロナによる死亡例が相次いで確認されたと報じた。
同地域ではここ数週間に新型コロナによる死者が2人発生し、さらに8人が陽性と診断された。
最初の死亡例は先月28日、ベロール・クリスチャン医科大学病院で確認された。カダパ地域に住む52歳の男性が発熱とせきの症状を訴えて病院を受診し、新型コロナへの感染が確認された。その後、治療中に死亡した。
2人目の死者となった43歳の男性は、健康上の問題で州立病院に入院した後、集中治療室に移されて治療を受けていたが、死亡した。
当局は死者が確認された後、疫学調査を実施し、新たに8人の感染者を特定した。
感染者8人の中には、カダパ医科大学に通う25歳の学生も含まれている。この学生は現在、自宅隔離の状態で治療を受けているという。
当局は同地域に迅速対応チームを派遣し、住民約40人から検体を採取した。陽性者を除く18人については陰性が確認されたが、残る検体の結果はまだ判明していない。
当局は、地域の病院や公共施設など人が密集する場所でマスクの着用を義務付けるよう、関係機関に指示した。
また、発熱やせき、呼吸困難などの症状がある住民を把握し、必要に応じて隔離施設へ移送するよう求めた。
住民に対しては、過度に恐れる必要はないとしながらも、衛生管理を徹底し、人混みではマスクを着用するよう呼びかけた。
さらに、新型コロナが疑われる症状が現れた場合には、直ちに医療機関を受診するよう求めている。















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