「53分で40発」ロシア、侵攻開始以来最大規模の弾道ミサイル攻撃をキーウに実施

ロシアは一夜のうち、ウクライナの首都キーウに侵攻開始以来、最大規模のミサイル攻撃を行った。19日(現地時間)、UNITED24などのウクライナメディアは、ロシアがキーウに史上最大規模の弾道ミサイル攻撃を行ったと報じた。
ウクライナ軍によると、キーウではこの日の午前1時30分頃から相次いで空襲による爆発が起こり、すぐにウクライナ中部と東部全域に空襲サイレンが鳴り響いたという。続いて午前2時9分、13分、38分にも相次いで爆発音がキーウに響き渡り、首都全域が恐怖に包まれた。
特にUNITED24は、ロシアがわずか53分間に約40発のミサイルでキーウを攻撃したとし、全面侵攻開始以降、首都に対する過去最大規模の弾道ミサイル攻撃とみられると伝えた。これについて現地の軍事チャンネルは、ロシア軍が迎撃が極めて難しいとされる「イスカンデルM」、「S-400」、極超音速ミサイル「ツィルコン」をキーウとその周辺地域に集中して一斉発射したと分析した。
現地メディアは、今回の攻撃によりショッピングモールやマンション、住宅などが直接撃たれたり、破片によって破壊されたり火災が発生したりしたと報じた。また、主要な避難所の役割を果たしていたある地下鉄駅の屋根も崩壊し、少なくとも7人の負傷者が確認されたという。

今回の攻撃は前日、ウクライナがロシアのモスクワ郊外の物流倉庫などをドローン(無人機)で攻撃したことに対する報復と見られる。これに先立ち、ウクライナ軍は長距離ドローンを利用してモスクワ市から東に50km離れたエレクトロスタリ、ウクライナ国境から約360km離れたタンボフ州コトフスクにそれぞれ位置するロシア最大のネット通販大手ワイルドベリーズの物流倉庫をドローンで攻撃した。この攻撃で計9人が死亡し、60人以上が負傷した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの日、SNSの「X(旧Twitter)」に濃い煙と炎が立ち上る写真や映像と共に「2つの重要な物流施設を攻撃した」とし、「ロシアは制裁対象のドローンと航法装置用部品を供給するためにこの施設を使用した」と主張した。これに対しロシア当局は、自国の重要な物流インフラが攻撃されたため、数時間後にウクライナの心臓部であるキーウを弾道ミサイルで猛攻撃した。















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