「国民を残して自分だけ避難か」...モジタバ氏がイラン脱出との報道、政権に走る激震

サウジアラビアの放送局「アル・ハダス」は19日(現地時間)、イラン最高指導者のモジタバ・ハメネイ師が現在、イラン国内にはおらず、別の場所へ避難していると報じた。
同局は、モジタバ・ハメネイ師が現在イラン国内におらず、同師名義の声明は、イラン革命防衛隊(IRGC)のアフマド・バヒディ司令官をはじめとする高官らが作成していると伝えた。
情報筋によると、イラン国内の対立は深刻化しており、革命防衛隊の存立そのものが脅かされているという。
モジタバ・ハメネイ師は、2月末に行われたイスラエル軍の空爆以降、公の場に姿を見せていない。
今月初めに営まれた、父でイランの前最高指導者だったアヤトラ・アリ・ハメネイ師の葬儀にも参列しなかったことから、モジタバ・ハメネイ師の負傷説が再び注目を集めている。
最近、海外メディアは、分裂が深まるイランでモジタバ・ハメネイ師が不在となり、大きな権力の空白が生じていると報じている。
アヤトラ・アリ・ハメネイ師の葬儀では、米国との停戦に同意したイラン政府の高官であるマスード・ペゼシュキアン大統領やアッバス・アラグチ外相らが、やじや脅迫を受ける場面もあった。
米紙ニューヨーク・タイムズは、死去したアヤトラ・アリ・ハメネイ師のような強力な指導者が不在となったことで、イラン政権が今後どの方向へ進むのか予測しにくくなっていると報じている。
英国スコットランドのセント・アンドルーズ大学でイランを研究するアリ・アンサリ教授は、制裁解除と引き換えに核開発を巡って譲歩すべきかどうかという問題や、低迷する経済への対応を巡り、異なる主張を調整できる中心的な指導者がイランにはいないと指摘した。















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