
2026FIFAワールドカップ北中米大会ではアジア人差別をめぐる論争が相次ぎ、後味の悪さを残している。
今大会は、20日午前4時(日本時間)にスペインとアルゼンチンの決勝戦で幕を閉じた。参加国が32カ国から48カ国に増えた初の大会であり、世界的な関心の中で行われた。
リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、キリアン・エムバペ、アーリング・ハーランドなどの世界的なスターたちの活躍が大会を盛り上げた。しかし大会の裏側では、日本や韓国などアジア諸国を標的とした人種差別事件が相次いだ。
最初の事件は6月12日、グループAの韓国とチェコの試合で起きた。試合を観戦していた韓国人インフルエンサーのinoCat(イノニャン)が、メキシコ人の観客からつり目のジェスチャーを向けられたのだ。
つり目のジェスチャーは、アジア人の外見を嘲笑する代表的な人種差別行為とされる。inoCatが当時の状況を捉えた動画を自身のYouTubeチャンネルに投稿したことで、論争は瞬く間に拡大した。メキシコ現地でも激しい批判が寄せられた。
問題の男性はメキシコのハリスコ州土木工学会の会長として知られる人物だった。彼は最終的に謝罪文を公開し、会長を辞任した。FIFAはその後、被害者であるinoCatを韓国とメキシコのグループリーグの試合に招待し、配慮を示した。
しかし、論争はここで終わらなかった。メキシコ系アメリカ人UFC選手ラウル・ロサス・ジュニアがメキシコ代表チームのユニフォームを着た韓国女性を嘲笑する内容の人工知能(AI)生成画像を自身のSNSに投稿したのだ。
この投稿には、一部のメキシコのファンが韓国女性を揶揄するコメントを残し、論争に火をつけた。世界の祭典を掲げた今大会で人種差別問題が繰り返され、大会に影を落としたとの声も上がっている。

日本に対する差別行為もあった。6月30日、ブラジルとのベスト32戦を控え、両国のファンの間で神経戦が繰り広げられる中、ブラジルの女性インフルエンサーのブレンダ・アマラルが友人と共につり目ポーズをした写真をSNSに投稿した。
この写真は海外のオンラインコミュニティを通じて急速に広がった。批判の声が高まると、ブレンダ・アマラルは最終的に自身のアカウントを非公開にした。世界の祭典を掲げた今大会では人種差別をめぐる論争が相次ぎ、失望の声が広がっている















コメント0