
ガールズグループIVEのウォニョンが香港を「国」と表現したと受け取られる発言をめぐり、中国のネット上で反発が広がっている。一部では不買を呼びかける動きも出て、議論が拡大している。
報道によると、発端となったのは、IVEの公式ユーチューブチャンネルで公開された「MAMA 2025 Behind」と題する動画だった。ウォニョンは「香港が好きで、おいしいものが多い」などと香港滞在の感想を述べたうえで、「香港は好きな国の一つ」と話したとされる。当時IVEは、Mnetが主催する年末の音楽授賞式への出席のため香港を訪れていたという。
この発言が拡散すると、中国のネットユーザーの間では「香港は中国の領土であり国ではない」といった批判が相次いだ。中国は香港を特別行政区として位置づけており、香港を「国家」と呼ぶ表現に強く反応しやすい状況がある。SNS上ではハッシュタグを用いて不買を訴える投稿も見られた。
中国メディアも相次いで取り上げ、発言を「領土問題に関わる政治的に敏感な表現」と位置づける論調が目立ったとされる。議論が大きくなる中、当該発言を含む動画は、IVEの公式ユーチューブチャンネルから削除されたという。

ウォニョンをめぐっては、中国側のネット世論で論争が起きたのは今回が初めてではない。2022年にパリ・ファッションウィークに参加した際、ウォニョンが鳳凰を模した韓国の伝統的なかんざしを着用したところ、一部の中国ネットユーザーが「中国固有の文化だ」などと主張して問題視した経緯がある。これに対し、ソ・ギョンドク誠信女子大学教授は、当該のかんざしは韓国の伝統装身具だとして反論し、韓流スターを通じて文化を自国のものとして主張する動きは誤った愛国主義の表れだと批判していた。













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