
BTSが9日と11〜12日、高陽(コヤン)総合運動場の主競技場で「BTS WORLD TOUR ARIRANG」の初公演を盛況に終えた。合計3回にわたり約13万2,000人の観客が集まった。さらに全世界の主要国/地域の映画館で同時生中継される「ライブビューイング」が行われ、グローバルスーパーファンプラットフォームWeverseのオンラインストリーミングを通じて、194カ国/地域の観客が参加した。
公演場は四方が開放された360度オープン型ステージを中心に、1回あたり約4万4,000人の観客が隙間なく詰めかけ、圧巻の光景を生み出した。BTSのルーツとアイデンティティを込めた5thフルアルバム『ARIRANG』の収録曲ステージが韓国的演出と融合し、一編の芸術作品のように実現された。ステージ中央には慶会楼(キョンフェル)を再解釈したパビリオンが設置され、太極旗(テグッキ、韓国の国旗)の乾坤坎離(太極旗の四卦)をモチーフに設計された花道で観客との距離を縮めた。
公演は予想を超える衝撃的な演出で客席を圧倒した。オープニングから特別だった。煙幕弾を持って現れた仮面の群れの中からBTSが登場。新譜の収録曲「Hooligan」と「Aliens」を披露し、会場を一瞬で祭りの場に変えた。「Run BTS」ステージでは、メンバーのジョングクが飛行するドローンカメラを手でキャッチし、1人称視点でステージを映し出してオンライン視聴者に現場の生々しい熱気を伝えた。オープニングを終えたメンバーは「約4年ぶりに『ARIRANG』というアルバムを出し、ツアーを行うことになった。ARMY(ファンダム名)の皆さんの声が今日本当に良く聞こえた」と感動の声で公演の始まりを告げた。

韓国的情緒と現代的感覚が融合したステージも際立っていた。「They don’t know ‘bout us」では、ダンサーが持つ映像機器に伝統的な「仮面(タル)」を再解釈したイメージを映し出し、神秘感を増した。新譜のタイトル曲「SWIM」は大きな布を波のように活用し、僧舞(スンム)の軌跡が華やかに展開された「Merry Go Round」も視線を奪った。「NORMAL」では、LEDに映し出されたメンバーのシルエットがまるで一幅の水墨画のように広がり、韓国的美しさの頂点を極めた。
数万の観客と呼吸しながら共に作り上げたステージは壮観だった。「FAKE LOVE」では、スタジアムを飲み込むような圧倒的な応援法が震撼をもたらした。「Not Today」、「MIC Drop」、「FYA」、「FIRE」が連続して披露され、公演の雰囲気は最高潮に達した。特に「MIC Drop」の強烈な前奏が響き渡ると、4万人余りの観客の歓声が爆発するように湧き上がった。民謡「ARIRANG」を挿入した新曲「Body to Body」のステージも圧巻だった。「カンガンスルレ(韓国の民俗舞踊)」を思わせるパフォーマンスに、全世界の観客の「ARIRANG」大合唱、華やかなペンライトの光が一つに融合し、絶景を演出した。「IDOL」では、メンバーがトラックに沿って競技場全体を駆け巡り、観客と一人一人目を合わせ、「Butter」や「Dynamite」といったグローバルヒット曲で熱気を続けた。色とりどりの花火が夜空を切り裂き、幻想的な祭りを完成させた。
BTSは公演の終わりに「心から応援してくれてありがとう。『BTS 2.0』という名前で多くの変化を見せているが、最も重要なことは変わっていない。7人がこの仕事を共にすることに決めた点、そして皆さんに対する真心だ。この空間を埋めてくれた気持ちを一瞬たりとも軽く考えず、常に謙虚にやっていくので、僕たちを信じて寛大に見守ってほしい」と感動的な感想を伝えた。続けてクンジョル(韓国式お辞儀)をしながら「これからも見せるステージがたくさんある。多様で素晴らしい姿でお返しする歌手になる」と述べた。
公演は「Please」と「Into the Sun」を終え、深い余韻の中で幕を閉じた。成功裏にツアーの幕を開けたBTSは、今後4月17〜18日に東京と北米、ヨーロッパ、南米、アジアなど34都市で85回の公演を続ける。













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