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イスラエル「立ち上がるライオン」作戦の全貌…戦闘機200機超で100カ所を爆撃、数年がかりの周到な準備

荒巻俊 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

イスラエルが13日未明に開始した「立ち上がるライオン(Rising Lion)」作戦は、イランの核兵器開発に対する長年の警戒と、周到な軍事的準備の集大成だった。イスラエル軍はこの先制攻撃に戦闘機200機超を投入し、核関連施設や軍指導部を狙った精密空爆を複数時間にわたり実行。地域情勢に大きな衝撃を与えている。

核・ミサイル施設、指導部の居住地など100カ所超を標的に

イスラエル国防軍(IDF)によれば、作戦は現地時間13日午前3時ごろから数時間にわたって実施され、戦闘機が約100カ所の目標に対して330発以上の爆弾を投下。攻撃対象には、イラン西部のレーダー施設や地対空ミサイル発射拠点、高官の宿舎、核科学者の自宅なども含まれていたという。

イスラエル側は今回の空爆について「イランが核爆弾15発分に相当する濃縮ウランを保有し、核武装に向けて“取り返しのつかない段階”に近づいている」と主張し、攻撃の正当性を強調している。

特殊部隊とモサドが共同作戦 テヘラン郊外にドローン基地も

タイムズ・オブ・イスラエル紙の報道によると、今回の軍事作戦はIDFとイスラエル諜報機関モサドの共同計画のもと、数年をかけて準備されてきた。ドローン基地の建設、精密兵器の密輸、特殊部隊の潜入などが事前に進められ、夜間にはイスラエル製ドローンがイラン国内の地対地ミサイル発射台を標的に攻撃を行った。

また、イラン中部の対空基地近郊には精密誘導ミサイルが配置され、イスラエル空軍機が防空網を突破しやすい環境が構築されていたという。現地の治安機関の監視を完全に回避しながら、特殊部隊と工作員がイラン中心部で作戦を実行していたことも判明した。

作戦は継続中、「核の脅威は消滅する」とIDF

イスラエル国防軍参謀総長エヤル・ザミル中将は「我々は全ての国境を越えて準備を整え、数万人規模の兵力を動員している」と明言。IDFは今後も数日間にわたって作戦を継続する構えを見せており、「作戦終了後にはイランの核の脅威はもはや存在しなくなる」と強調した。

ネタニヤフ首相「“二度と繰り返させない”では不十分」

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は今回の空爆について、「イランは既に核爆弾9発分のウランを濃縮しており、過去数カ月間で兵器化に向けた前例のない措置を取ってきた」と発言。また、「イランは今後6年間で弾道ミサイルを2万発生産する計画を持っている」とも述べた。

ネタニヤフ氏はホロコーストの教訓を引き合いに出し、「“二度と繰り返させない”という言葉だけでは足りない。敵が我々を破壊できる力を持った時、それを止めなければならない」と語った。

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