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トランプ氏「中国よ、米国産大豆を4倍購入せよ!」米中貿易摩擦緩和の鍵は“中国の大豆大量注文”か?

織田昌大 アクセス  

引用:depositphotos

米国のドナルド・トランプ大統領は、中国との関税休戦期限前に、中国が米国産大豆の購入を大幅に増やすことを希望していると述べた。

トランプ大統領は11日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「中国は大豆不足を懸念している」とし、「中国が大豆の注文を4倍に増やすことを希望している」と語った。これが「中国の対米貿易赤字を大幅に減少させる方法」であり、米国は「迅速な輸送が可能」であると強調した。

トランプ大統領の発言を受け、シカゴの大豆先物は最大2.8%急騰し、4か月ぶりに取引中で最大の上昇を記録した。トウモロコシや小麦の先物も同様に上昇した。

中国は米国の大豆農家にとって最大の顧客であり、2024年の大豆貿易規模は120億ドル(約1兆7,799億円)に達する見込みだ。ブルームバーグが引用した米政府のデータによると、中国は9月に始まる次シーズン向けの大豆貨物予約を遅らせており、両国間の緊張が続いているという。

農業は両国間の貿易紛争の核心であり、中国はトランプ政権1期目の貿易摩擦により、米国に代わって南米などから農作物を輸入している。中国はトランプ政権1期目に締結された米中貿易交渉「第1段階の合意」において、大豆など米国産農産物の輸入増加に合意したが、合意された目標には大きく及ばない量しか輸入していない。

トランプ大統領の発言は、米中貿易が回復するという新たな楽観論を呼び起こした。米国と中国は貿易休戦の期限である8月12日の締切を控えているが、トランプ政権はこの期限が延長される可能性が高いと述べている。

中国は最近数か月間、最大の供給国であるブラジルからの大豆購入を拡大している。また、動物飼料の原料としてアルゼンチン産の大豆粕も試験的に輸入している。

ラボバンクの穀物および油糧種子部門の上級アナリスト、ヴィトール・ピストイア氏は、中国に大豆不足の懸念はほとんどないと指摘し、必要に応じて中国は米国の代わりにブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなど南米から年間必要な供給量を全て調達できると付け加えた。

最近、米中貿易交渉を巡って、ロシア産原油の輸入やエヌビディアのAIチップのセキュリティ脆弱性といった問題が浮上している。中国もロシア産原油を輸入しており、先週その輸入を支持すると明言した。また、ホワイトハウスがエヌビディアのAIチップに位置情報を追跡できる機能を付与しようとする中、中国の官営SNSのアカウントはエヌビディアのAIチップのセキュリティ脆弱性を批判した。

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