
米軍がドナルド・トランプ大統領の指示により、クリスマスの25日(現地時間)にナイジェリア国内のイスラム過激派組織イスラム国(IS)を空爆した。その際に使用されたトマホーク巡航ミサイルの不発弾が見つかったとの情報が浮上している。米軍事専門メディア「ディフェンス・ブログ」などは27日(現地時間)、少なくとも3発のトマホークが目標を外れ、翌日に現地住民がミサイルの残骸や不発弾を発見したと報じた。
実際に紛争地域をオープンソースで調査する調査報道メディアのベリングキャットは、地面に突き刺さった状態の弾頭とみられる写真を公開した。これについて、ウクライナの軍事専門メディアは約310キログラムのWDU-36/B高性能破片弾頭とミサイルの翼の一部が確認できると指摘した。トマホークは予定された飛行経路から逸脱したことを感知した場合、民間被害を抑えるため信管作動を停止するよう設計されていると分析した。

トランプ大統領は26日、自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「私が最高司令官として指示し、米国はナイジェリア北西部でISISテロリストに対し、強力かつ致命的な打撃を与えた」とし「彼らは長年にわたり、無実のキリスト教徒を標的に残虐な殺害を続けてきた」と主張した。
作戦を担当した米アフリカ軍も同日、SNSで「ナイジェリア当局の要請に基づき、ソコト州で空爆を実施した」とし「複数のISテロリストを殺害した」と発表した。

一方、トランプ大統領や米国防総省は具体的な攻撃手段について公式には明らかにしていない。
「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」はギニア湾に展開していた米海軍艦艇から10発以上のトマホークが発射され、ソコト州にあるISの拠点2カ所を攻撃したと報じた。
しかし一部では、米軍が攻撃した地域はISと無関係だとする見方も出ており、作戦の妥当性や実態をめぐって今後も議論が続く可能性がある。

トマホークは米国製の巡航ミサイルで「戦争を告げる信号弾」とも呼ばれる。米国が軍事介入や武力行使に踏み切る際、開戦初期に敵の重要目標を攻撃する主力兵器として使用されており、射程は約2,400キロに及ぶという。
















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