
台湾を包囲する大規模な軍事訓練を行っている中国が台北上空で撮影したと主張する無人機(ドローン)の映像を公開し、論争が激化している。台湾国防部はこれを「典型的な認知戦」と位置づけ、国民に心理戦に惑わされないよう呼びかけた。
Newsisの報道によると、29日の中国中央電視台(CCTV)によれば、中国人民解放軍東部戦区はSNSアカウントを通じて「訓練中に無人機で撮影した台北101の映像」として、該当シーンを公開したという。映像には台湾の首都台北を代表する超高層ビル「台北101」が上空から捉えられた姿が映っていた。この建物は地上101階、地下5階、高さ508mで、台湾を象徴するランドマークだ。
中国軍の無人機が台北の中心部上空まで接近し、主要施設を精密撮影したことは物理的な脅威を超えた心理戦、つまり警告メッセージとして解釈されている。これに対し台湾国防部は30日にSNSを通じて、「これは典型的な認知戦の一環であり、国民は中国の操作に惑わされてはならない」と強調した。
国防部は「特に中国の大型無人機が(台湾の領海境界にあたる)24海里(約44km)を越えていない」とし、一部操作の可能性も排除できないという立場を示した。さらに「中華民国国軍は昼夜を問わず綿密な監視と統制を続けている」と強調した。
中国東部戦区は29日から「正義使命―2025」という名称の大規模軍事訓練に突入しており、陸・海・空軍はもちろんロケット軍も参加し、台湾北部・南西部・東部海域を中心に全方位的な作戦を展開している。中国軍は30日も実弾射撃訓練を継続中で、午前8時から午後6時まで関連海域への船舶及び航空機の進入を禁止している。
台湾国防部は「中華民国国軍が航空機と軍艦、地上配備ミサイルシステムを動員して(中国軍の動向を)綿密に監視し統制している」と明らかにした。














コメント1
gimuri
恫喝国家、武力による進攻やる気満々だね・・・