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「トランプ?選べと言われてもイヤだね」グリーンランド首相が叩きつけた“拒絶宣言”

荒巻俊 アクセス  

グリーンランドが、ドナルド・トランプ米大統領による領土取得の圧力に正面から対抗した。グリーンランのドイェンス=フレデリク・ニールセン自治政府首相は13日(現地時間)、「米国とデンマークのどちらかを選べと言われるなら、デンマークを選ぶ」と明言した。

引用:Youtube
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デンマーク公共放送「DR」によると、ニールセン首相は同日、コペンハーゲンでメッテ・フレデリクセン首相と共同記者会見に臨み、「北大西洋条約機構(NATO)、デンマーク王国、欧州連合(EU)を選ぶ」と述べた。

共同会見は、14日にホワイトハウスで予定される米国・デンマーク・グリーンランドの3者協議を翌日に控えて行われた。ニールセン首相は「いまこそ団結するときだ」と述べ、米国側の圧力に対して共同で対応する姿勢を鮮明にした。

フレデリクセン首相も、最も近い同盟国から受けた圧力は「まったく容認できないものだった」と語り、対応が容易ではなかったと振り返った。さらに「最も困難な局面はまだ先にある」と述べ、今後の協議が難航する可能性をにじませた。

トランプ大統領は最近、グリーンランドを獲得する意向を繰り返し表明している。ロシアや中国が同地域で影響力を強めるのを防ぐため、米国にはグリーンランドが必要だと主張し、自治領である同島を「いかなる方法であれ」手に入れる考えを示してきた。欧州と北米の間に位置する戦略性に加え、鉱物資源が豊富であることから「国家安全保障の観点で不可欠だ」とも強調している。こうした関心は、今月3日に行われたニコラス・マドゥロ・ベネズエラ大統領の拘束作戦以降、さらに強まったとの見方も出ている。

一方、グリーンランド住民は米国の統制を望んでいない。世論調査では、米国の支配に反対する意見が圧倒的多数を占めるとされる。ただし、デンマークからの独立そのものは支持が強いとされ、将来的な独立志向と対米姿勢は別問題として捉えられている。

デンマーク政府は、グリーンランドへの支援を拡充する方針を強めている。ここ数か月、医療やインフラへの投資を拡大すると約束した。加えて、トランプ政権との摩擦を抑える狙いも念頭に、F-35戦闘機を16機追加で購入するなど、北極圏の防衛投資も積み増している。

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