
米軍がドナルド・トランプ米大統領のベネズエラ石油掌握命令に従い、20日(現地時間)にベネズエラ関連の7隻目のタンカーを海上で乗船、拿捕したと米南方軍が発表した。Newsisの報道によると、米南方軍はソーシャル・メディアを通じ、米軍が事故なく大型タンカー「Sagitta」号に乗船し、この船舶を占拠したと述べたという。このタンカーは、トランプ大統領のカリブ海におけるベネズエラ関連制裁船舶の運航禁止と押収命令に基づく作戦対象だった。
ただし、司令部はこの船が以前のケースと同様に米沿岸警備隊によって占拠されたかについては明らかにしていない。ペンタゴンも詳細な説明を求めるメディアの問い合わせに即答していない。押収されたSagitta号はリベリア国旗を掲げるタンカーで、香港の船舶会社が所有・運営している。このタンカーは2か月余り前に北欧のバルト海から出発した際、船舶位置を最後に通知した後、この海域に到達した。また2022年、ロシアのウクライナ侵攻に関連する米政府の行政命令に基づき、米財務省が制裁リストに掲載した船舶だ。
しかし米南方軍は今回の発表でそうした説明はせず、このタンカーが制裁対象船舶としてベネズエラから原油を積んで出航したと明らかにした。そのため、この船舶の拿捕は「ベネズエラからの原油搬出は合法的基準に基づくもののみ許可するという米国の確固たる意志の表れだ」とホームページの発表文で主張している。司令部が併せて公開したSagitta号の空撮写真は大洋を航海する姿を捉えたもので、以前に発表した米軍ヘリのタンカー接近シーンや、船舶甲板上で米軍がロープを使って降下する姿の写真とは全く異なっていた。
一方、トランプ大統領はこのタンカー拿捕のわずか数時間前、米国がベネズエラからすでに5,000万バレルの原油を押収したと記者団に明かした。彼は「我々にはまだ数百万バレルの(ベネズエラ)原油が残っている。その石油を公開市場で売る予定だ。信じられないほどの巨額の石油販売代金を得ている」と述べた。
















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