
英国のキア・スターマー首相は、英国軍など北大西洋条約機構(NATO)の兵力がアフガニスタン戦争で最前線に立たなかったという趣旨のドナルド・トランプ米大統領の発言を強く批判した。Newsisの報道によると、ガーディアンやBBCなどによれば、スターマー首相は23日(現地時間)に「トランプ大統領の発言が侮辱的であり、率直に言って恐ろしい」と述べ、異例にもトランプ大統領を直接非難したという。
スターマー首相はアフガニスタン戦争に参戦し負傷した英国軍兵士の母親からのトランプ大統領への謝罪要求について、「もし自分がそのように言ったり、そのような表現を使ったりしたなら、確実に彼女に直接謝罪しただろう」と語った。続けて、「両国は安全保障と国防分野で非常に緊密な関係を維持し、アフガニスタンで肩を並べて戦い、自由と我々が信じる価値のために共に戦い、命を失ったりひどい負傷を負ったりした」と強調した。
ガーディアンによると、首相官邸はスターマー首相のトランプ大統領への直接非難が外交的な緊張を引き起こすリスクを考慮し、直接の立場を表明することを決定したという。首相官邸の報道官は、「米大統領はアフガニスタンで英国軍を含むNATO軍の役割を縮小する誤りを犯した」とし、「彼らの献身と犠牲は決して忘れられることはない」と述べた。
軍務中アフガニスタンに派兵されていたヘンリー王子も直接声明を出し、「私はそこで生涯の友人を作り、友人を失った」と述べ、「英国軍だけで457人が戦死した」とし、怒りを表明した。ヘンリー王子は「数千人の命が永遠に変わり、親が子どもを埋め、子どもは親を失った」と述べ、「家族はこれを生涯背負って生きている」とし、「この犠牲は真実で尊重される方法で語られるべきだ」と主張した。
英保守党のケミ・ベーデノック代表は、「英国、カナダ、そしてNATOが20年間米軍と共に戦い、戦死したというのは主張ではなく事実であり、トランプ大統領の発言は無意味だ」と述べた。自由民主党のエド・デイヴィー代表は、「5回も軍務を回避したトランプ大統領がどうして彼らの犠牲を疑うのか」と反撃した。海兵隊での任務中、アフガニスタンに5回派兵されたアル・カーンズ軍務担当閣外相は、「トランプ大統領の発言を信じる人がいるなら、自分と仲間、家族、両国のために犠牲になった人々の遺族と共にウイスキーを一杯飲むことを提案する」と述べた。
これに先立ち、トランプ大統領は22日FOXニュースのインタビューで、NATO各国のアフガニスタン戦争への参戦について、「彼らはアフガニスタンに兵力を送ったと言うだろうが、実際には前線から少し離れていた」と述べ、波紋を呼んだ。CNNやBBCなどによるとアフガニスタン戦争で死亡した米国側の連合軍兵力は約3,600人で、そのうち米軍は2,465人、米国以外のNATO加盟国の戦死者は1,160人で、英国軍は457人が戦死したという。特に総人口に対する戦死者比率(100万人当たりの死亡者)で計算した場合、米国(7.9人)とデンマーク(7.7人)、英国(7.2人)などNATO同盟国間で大きな差はない。
米国内でもトランプ大統領が事実と乖離した発言で同盟を攻撃したという批判が高まっている。ジェイムズ・スタヴリディス前NATO欧州連合軍最高司令官は、「アフガニスタン前線で2009年から2013年まで自分の指揮下で数百人の同盟軍兵力が戦死した」とし、「彼らの魂を毎日偲んでいる」と述べた。ニコラス・バーンズ前駐中国米国大使も、「彼らは我々と共に最前線で戦い、膨大な犠牲を出した」とし、「本当に恥ずべき発言だ」と非難した。
















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