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融和を呼びかけた習近平——英首相は「台湾政策は不変」で一線を画した

望月博樹 アクセス  

中国の習近平国家主席は、二日目の訪中日程を続ける英国のキア・スターマー首相との29日の首脳会談で、英国と長期的かつ安定的な関係の発展を希望すると述べ、協力を通じて両国関係の新たな局面を開いていきたいと明らかにした。これに対し、スターマー首相は中国が核心的利益と考える台湾問題に言及した後、英国の台湾政策は変わらないと強調した。

引用:ニューシス
引用:ニューシス

中国国営・新華社のこの日の報道によると、習主席は北京・人民大会堂で行われた会談を通じて、「最近、中国と英国の関係は紆余曲折を経てきた。これは両国の利益に合致しなかった」と言及した後、「英国と長期的かつ安定的な全面的戦略的パートナーシップを発展させる準備ができている」と述べた。

続けて「現在の国際情勢は混乱と変動が交錯している」とし、「国連安全保障理事会の常任理事国であり、世界の主要経済国である両国が世界の平和と安定を守り、両国の経済と民生を向上させるために対話と協力を強化すべきだ」と強調した。また、「中国は平和発展の道を堅持してきた。他国の領土を侵害したことはない」とし、「中国が強大になっても他の国に脅威を与えることはない」と強調した。世界平和に脅威を与えないという立場を表明したと言える。

これに対し、スターマー首相は「8年ぶりに中国を訪問した英国首相になれて嬉しい」と訪中の感想を述べた後、「60人余りの英国の主要経済・文化界の人々と共に訪中したことは、両国の協力の幅を広げ、中国との関係を強化しようとする意志を示している」と述べた。そして「中国はグローバルな舞台で重要な行為者と言える」とし、「意見が一致しない事項についても意味のある対話を行えるよう、より精緻な関係を構築することが重要だ」と強調した。

スターマー首相は台湾と香港問題についても言及した。まず台湾問題については「英国の台湾政策は長い間維持されてきた。今後も変わらない」とし、「中国と高官級の交流を維持し、貿易・投資・金融・環境など多様な分野で協力を強化し、両国民に実質的な利益をもたらすことを望む」と述べた。

また香港問題に関しては、「香港の繁栄と安定は両国の共同の利益に合致する」と述べた後、「香港が英国と中国の間の独特で重要な架け橋になることを嬉しく思う」と述べた。

この日の首脳会談で言及された両国の協力案はすぐに具体的な成果に結びついたとされる。まず英国政府は会談直後、中国が英国旅行者に対する入国規則を緩和し、30日以内の滞在でビザなし入国を許可することを発表した。それ以外にも両国企業が事業を円滑に行うためのサービスパートナーシップに合意しただけでなく、関連交渉を検討するための実現可能性調査にも着手したと発表した。

前日北京に到着し、4日間の訪中日程を開始したスターマー首相は、習主席との会談後、中国の権力序列2位の李強首相とも会い、両国の現案を議論した。続いて、趙楽際・全人代常務委員長(国会議長)とも会った。スターマー首相は残りの訪中日程中に上海を経て日本を訪問する予定であり、当然、高市早苗総理との首脳会談も行うことになる。

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