かつて自動車産業では開発途上国だった中国が、いつの間にか完全に変身し、貿易黒字国として生まれ変わっている。中国が自動車産業でも順調に成長しているということだ。今後、この現実がほぼニューノーマル(新しい標準)として定着すると見られる。

経済日報をはじめとするメディアの6日の報道によると、中国の2025年完成車輸出量が832万4,000台に達したという。前年比29.9%増加だ。金額では1,424億6,000万ドル(約22兆3,334億円)で前年同期比21.4%増加した。一方、完成車の輸入量は47万6,000台にとどまった。前年同期比で32.4%も減少した。輸入額も236億4,000万ドル(約3兆7,060億円)で前年同期比39.7%減少した。
記録を詳しく見ると、新車輸出量は709万8,000台に達した。前年同期比で21.1%増加だ。史上初めて700万台を突破したという事実は非常に意義深い。今年も順調な成長が続くと見込まれる。前年同期比で4.3%増加し740万台に達する見通しだ。
言うまでもなく、輸入車の場合は逆の傾向を示すことが確実で、前年並みになる見込みだ。30%前後の減少も予測される。このように輸入車市場の持続的な低迷には多くの理由がある。何よりも中国企業の競争力強化が最初に挙げられる。特に価格競争力は群を抜いていると言っても過言ではない。輸入車の生存空間が基本的に狭くなるのは必然だ。消費者の全般的な輸入車離れも指摘できる。高価でありながら色々と不便な輸入車に競争力があるはずがないので、そのような傾向も十分に理解できる。
当然ながら貿易黒字は驚異的だ。なんと1,188億ドル(約18兆6,260億円)を記録した。驚異的という表現が過言ではない。昨年、中国の貿易黒字が史上初めて1兆ドル(約156兆7,847億円)を記録したのはすべて理由があるということだ。北京の貿易業者である陳勝録氏は「中国は自動車に関しては国際的に名刺を出せなかった。しかし、今は電気自動車が主流になっているので状況が変わった。まさに様変わりしたと言える」と現状を分析している。これは決して的外れな見方ではない。
今後も状況は大きく変わらないと予想される。ニューノーマルという言葉が使われるのには理由がある。中国が自動車産業でも順調に成長しているのを見ると、確かに世の中に永遠なものはないと言える。













コメント0