台湾政府は、親中傾向の台湾第1野党・国民党が10年ぶりに北京で中国共産党と国共フォーラムを開き、両岸交流の拡大を推進したことに関連し、中国共産党の統一戦線に協力するなと強く非難した。

これに対し国民党は対中・対米関係はゼロサムゲームではないという立場を表明しただけでなく、今回のフォーラムが両岸双方に利益をもたらしたと評価した。当然ながら中国は意図せずとも勝手に分裂している台湾の与野党の対立に思わず笑みを浮かべているとみられている。
両岸関係に詳しい北京の消息筋によると、台湾の中国本土担当機関である大陸委員会の邱垂正・主任委員は前日北京で開かれた国共フォーラムについて「政府が両岸交流を妨害し、中国人観光客の流入を阻んでいると非難することに集中している」とし、「政府はこれを受け入れられない」と述べたという。
続けて「国民党が『九二共識(一つの中国を認めつつ各自の名称を使用することに合意)』を堅持し、台湾独立反対の前提を受け入れながら共産党とフォーラムを開催したことに深い遺憾の意を表明する」と強調した後、「政府はこれを受け入れられない」と重ねて主張した。
一方、与党・民主進歩党(民進党)とは異なり「一つの中国」原則に賛成する国民党は、台湾政府が現実を無視していると主張した。国民党の鄭麗文主席が代表として攻撃の口火を切った。まず「最近フランス、アイルランド、英国の首脳が相次いで中国を訪問し、中国の習近平国家主席と会談した。このように現在世界は中国との関係強化を模索している」とし、共産党との交流があまりにも当然だという立場を表明した。
続けて「中国に向かうことと世界に向かうことは決してゼロ和の選択ではない」と主張した。また「民進党政権下で台湾でフォーラムを開催できなかったことが残念だ」とし、「民進党が九二共識を受け入れ、台湾独立という綱領を撤回すれば両岸間の平和的な対話とコミュニケーションが可能になるだろう」と強調した。
鄭主席はまた「今回のフォーラムは豊かな成果を上げた。対話を通じて深い交流も実現した。これは台湾社会と産業界が長い間期待していたことだ」とし、「両岸の強みを連携させ、両岸双方に利益をもたらすことを期待する内容が多かった」と評価した。両岸と同様に台湾民進党と国民党の対立関係はなかなか容易に解消されない難題であるようだ。














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