
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの終戦交渉に関して米国が来年6月を期限として提示したと7日(現地時間)明らかにした。また、ドナルド・トランプ政権が「3月停戦、5月大統領選」という構想を伝えたとの報道もあった。トランプ政権が11月の中間選挙を前にゼレンスキー大統領に圧力をかけているとの分析が出ている。
「AFP」や「ロイター通信」など海外メディアは、ゼレンスキー大統領が記者会見で「米国が両国(ロシア・ウクライナ)に今年の夏までに戦争を終わらせることを提案した」と述べ、米国は明確な日程を求めていると伝えた。
「ロイター」は同日、スティーブ・ウィトコフ大統領特使とトランプ大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏からなる米国の交渉団がウクライナに「(大統領選と終戦に関する)早急な投票実施が最善」という立場を伝えたと報じた。ウクライナの大統領選は、2019年に選出されたゼレンスキー大統領の5年任期が終わる2024年3月に予定されていた。
ウクライナ側、米国のこの期限を「非現実的なスケジュールだ」として拒否したと伝えられている。ゼレンスキー大統領は米国が初めて3者会談を米国で開催することを提案した事実も明かした。彼は「フロリダ州マイアミで開催される見込みで、我々は同意した」と述べた。
ゼレンスキー大統領は、ロシアと米国が12兆ドル(約1,834兆8848億円)規模の「ドミトリエフ・パッケージ」を協議中だとし、「我々を排除した形で行われるいかなる和解も、そのような可能性がある和解でさえ支持しないことを明確に述べる」と話した。ドミトリエフはロシアの交渉代表で、国富ファンド代表兼大統領特使の「キリル・ドミトリエフ」から名付けられた。
ドミトリエフ氏は最近、アラブ首長国連邦のアブダビなどで開かれた会談で28項目からなる平和計画を提示した。そこには、ドンバス地域を自由経済地域にするという米国の提案が含まれていた。ウクライナ側は「見解が異なるため、実行可能かどうかわからない」と懐疑的な立場を示した。
一方、ウクライナ戦争で不法にスターリンク衛星インターネットを使用していたロシア軍が、イーロン・マスク氏の突然の遮断措置により通信麻痺状態に陥ったと、英国日刊紙「テレグラフ」が6日報じた。「テレグラフ」は親ロシア系の軍事ブロガーの話として、マスク氏が所有するスターリンクサービスが中断された後、前線に投入されたロシア軍部隊の約90%が通信接続を失ったと伝えた。あるロシアの軍事ブロガーは「ほぼすべての前線で端末が遮断され、指揮統制が不可能になった」とし、「古いトランシーバーを寄付してほしい」と訴えた。
















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