引用:YouTube
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34年ぶりに取り出した核実験カード、ワシントンの気流変化

アメリカが1992年以降中断していた核実験を再検討しているとの観測が出て、国際社会が緊張している。ドナルド・トランプ大統領が核兵器の追加配備と核実験再開の可能性を同時に探っているとの報道が出ると、アメリカの核政策が根本的に変わる可能性があるとの懸念が提起されている。

引用:YouTube
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核実験は単なる技術検証手段を超え、国際秩序全般に影響を与える象徴的行為だ。アメリカがこれを再開すれば、冷戦後維持されてきた核抑止体制が揺らぐ可能性があるとの評価が出ている。特に核実験は一度始まると連鎖的な対応を引き起こす可能性が高く、その波及効果はアメリカ国内を超えて全世界に広がるしかない。

引用:BBC
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 ニューヨーク・タイムズ(NYT)の報道が国際社会に波紋

NYTはトランプ政権関係者の発言を引用し、大統領が核兵器の増強と核実験再開を共に検討していると伝えた。報道によれば、これは約40年間維持されてきたアメリカの核管理政策を覆す決定となる可能性がある。アメリカの最後の核実験は冷戦終結直前の1992年に行われ、その後アメリカは核実験モラトリアムを事実上守ってきた。もしトランプ大統領が核戦力の増強を公式化すれば、ロナルド・レーガン氏以来初めて核兵器を増やす大統領として記録される可能性が高い。これはアメリカが「核抑止力維持」から「核戦力の可視的誇示」へ政策基調を移すサインとして解釈される。

引用:Wikipedia
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新STARTの失効がもたらした制約のない環境

今回の論争の背景には、米露間の最後の核軍縮装置であった新戦略兵器削減条約の失効がある。新STARTは戦略核弾頭と運搬手段を制限し、相互検証を通じて核競争を抑制してきた。しかし条約が失効したことで、アメリカとロシアを束縛していた法的制約は消えた。トランプ大統領はこれを「古い協定」と表現し、中国まで含む新しい核管理体制を望んでいると明らかにしてきた。しかし中国とロシアがこれに応じない状況で、アメリカが選択できる手段は結局独自の核戦力強化に絞られているとの分析が出ている。

引用:Wikipedia

 

オハイオ級再稼働、核弾頭数百発の意味

アメリカ海軍が運用するオハイオ級原子力潜水艦はアメリカの戦略核戦力の中核だ。これまでアメリカは新STARTの遵守のため、潜水艦1隻あたりの一部ミサイル発射管を非活性化してきた。しかし条約失効後に、この制限を解除すれば、単なる運用変更で数百発の核弾頭が追加で配備される可能性がある。これは実際に核実験を行わなくてもアメリカの核脅威水準を一気に引き上げる効果をもたらす。NYTはこの措置だけで敵国を圧迫する実質的な抑止力が大きく強化されると分析した。

引用:depositphotos

核ボタンを操作する真の狙い

専門家たちはトランプ大統領が核実験再開の可能性に言及する理由を単なる軍事技術の問題とは見ていない。核実験はロシアと中国を交渉のテーブルに引き出すための圧力カードであり、アメリカ中心の国際秩序を再確認しようとする政治的手段だとの解釈が支配的だ。しかしロシアは新しい軍縮交渉に否定的な立場を示し、イギリスとフランスも含めるべきだと主張しており、中国も核戦力規模を理由に交渉参加を拒否している。このような状況でアメリカが実際に核実験に踏み切れば、北大西洋条約機構を含む同盟国たちも外交的負担を背負う可能性が高い。核実験カードは強力な圧力手段だが、同時に戻すことが難しい国際的な後遺症を伴う選択肢でもある。

織田昌大
織田昌大

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