
米国ニューヨークの高級ホテル、ウォルドーフ・アストリアホテル(以下、ウォルドーフホテル)を所有する中国国営の大嘉保険集団がホテル売却に乗り出す予定だと、米誌ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が12日(現地時間)、事情に詳しい関係者の話として報じた。
同誌によると、大嘉保険集団は不動産部門に特化した投資銀行イーストディル・セキュアードを取引主幹に選定し、来月中にウォルドーフホテルの売却作業に着手する見通しだ。
大嘉保険集団はニューヨークのJWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク、ワシントンD.C.のフォーシーズンズホテルなど、米国の他のホテル資産10件以上の売却も検討していると伝えた。
WSJは、ウォルドーフホテルの売却は米国の不動産を所有する中国のオーナーたちが最近米国市場から撤退している流れの一環だとし、米中間の政治的緊張が高まる中、このような資産売却が続いていると説明した。
ニューヨーク・マンハッタン・ミッドタウンにあるウォルドーフホテルは「プラザ合意」の締結場所として有名なプラザホテルとともに、ニューヨークを代表する歴史ある高級ホテルだ。
中国の安邦保険集団は2014年にホテルチェーン「ヒルトン」グループから19億5,000万ドル(約3,025億9,700万円)でこのホテルを買収した。当時、単一ホテルの売却価格としては最高記録だった。
その後、2017年に安邦保険のウ・シャオフイ当時会長が汚職容疑で当局に逮捕され、安邦保険の資産が中国国営の大嘉保険集団に移管されると、ウォルドーフホテルの所有権は大嘉保険集団に引き継がれた。
ウォルドーフホテルは2017年から高層客室を高級アパートに改装し、客室内部を現代化するリモデリング作業を行った後、昨年9月から営業を再開した。
















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