
米テキサス州オースティンで銃撃事件が発生する中、現場近くでロボタクシーが救急車の進入を妨げたとして、物議を醸している。
1日(現地時間)米オンラインメディアアクシオスによると、同日午前2時頃、テキサス州オースティンの大学街近くのバーで銃撃事件が発生し、少なくとも3人が死亡し、10人余りが負傷した。負傷者の一部は命に関わる状態だと伝えられている。
現場にいた市民の通報で救急隊は迅速に到着したが、近くで突然停止した無人タクシーの影響で救助が遅れる事態が起きた。
ネット上で拡散した映像では、オースティンで運行されているウェイモのロボタクシーが道路を塞ぐ形で停止している。これを受け、警察官が車両のスピーカーを通じて運行会社の担当者と連絡を取り、その後車内に乗り込んで近くの駐車場へ移動させた。
オースティン・トラビス郡救急医療サービス(ATCEMS)の広報はアクシオスの取材に対し、「今朝未明、無人車両が銃撃事件に対応する救急車の進入を妨げることがあった」と述べ、「警察官が定められた手順に従って隊員が現場に到着できるよう車両を速やかに移動させた」と伝えた。
ウェイモはフェニックス、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、オースティン、アトランタなど米国の一部地域で提供されている24時間運行の完全無人ロボタクシーサービスだ。
ウェイモはこれまでも公共の秩序を乱すとの指摘を受けてきた。昨年12月にはウェイモのロボタクシーがスクールバスを違法に追い越した疑いで安全調査の対象となり、会社が自主的にソフトウェアリコールを実施したこともある。
これを受け、当局は治安・消防関係者を対象に安全に作動しない無人車両への対応訓練を実施している。ATCEMSの広報は今回の状況について「想定していた事態で、患者の治療や全体の対応作戦に大きな影響はなく、迅速に解決した」と述べた。
一方、1日に発生した銃撃事件はオースティンの代表的な繁華街である6番街のバーで起きた。容疑者らはSUV(スポーツ用多目的車)を運転してバー近くに停車した後、店の前やテラスにいた人々に向けて発砲し、車から降りて近くの通行人に対しても銃撃を続けた。幸いにも、周辺を巡回していた警察が速やかに現場へ到着し、銃撃犯を射殺したが、死傷者は16人にのぼった。現場で2人が死亡し、その後重傷者のうち1人が死亡した。
















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