B-2出撃「イラン地下ミサイル施設を集中攻撃」…艦艇9隻が撃沈

引用:米空軍
引用:米空軍

アメリカがイラン空襲作戦に戦略爆撃機B-2スピリットを投入し、地下の弾道ミサイル施設を集中攻撃したことで、空中戦の様相は新たな段階に入った。米中央軍(CENTCOM)は1日(現地時間)、「2000ポンド(約907㎏)級爆弾を搭載したB-2ステルス爆撃機がイランの強化された弾道ミサイル施設を攻撃した」と発表した。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、B-2爆撃機は米ミズーリ州ホワイトマン空軍基地から出撃し、空中給油を受けながら長距離飛行の末に目標を攻撃したという。軍事専門家は、B-2の投入が今回の空襲作戦の転換点となる可能性が高いと指摘している。

米軍事専門メディアのウォーゾーン(TWZ)は1日(現地時間)、B-2爆撃機がイランの山岳地帯の地下深くに建設されたミサイル格納施設を集中的に攻撃したと報じた。これらの施設はミサイルの保管だけでなく、一部は天井の発射口を通じて地下から直接弾道ミサイルを発射できる構造を備えているとされる。

◆ 入口封鎖だけでもミサイルを無力化

引用:X(旧Twitter)
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地下ミサイル施設は複数の区画に分かれており、完全に破壊するのは難しい構造だが、入口を封鎖するだけでも内部のミサイルや発射装置を使用不能にできるとされる。商用衛星データの分析結果によると、一部の施設で地下施設入口が崩壊した痕跡が確認されたという。

専門家は、入口周辺の岩盤を崩壊させたり、トンネル上部を貫通攻撃したりすれば、施設を再び使用できるようにすることは極めて困難になると説明している。その後、偵察資産で復旧作業を監視しながら追加攻撃を行うことも可能だとされる。

このような方法は、移動式発射台を砂漠で追跡するよりもはるかに効率的だと評価されている。ミサイル施設1カ所を封鎖すれば、数十発の弾道ミサイルを一度に無力化できるためだ。

◆ B-2だけが可能な攻撃方式

引用:X(旧Twitter)
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B-2は今回の作戦で、2000ポンド級のバンカーバスター弾頭を備えたGBU-31統合直撃弾(JDAM)を使用したことが確認された。B-2は1回の出撃で2000ポンド級JDAMを最大16発、または500ポンドJDAMを最大80発搭載でき、大規模な精密攻撃が可能だ。

引用:米空軍
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BLU-109弾頭を搭載したJDAMは強化コンクリート構造物を貫通できるため、地下施設入口や発射口の破壊に適した兵器とされる。一方、15t級の超大型バンカーバスターGBU-57(MOP)は使用されていないとみられている。

この兵器はB-2のみが運用できるが、数量が限られており、地下施設の構造上、効率が低い可能性があるためだ。代わりに、最近開発された5000ポンド級のGBU-72バンカーバスターが一部任務で使用された可能性も指摘されている。

◆ なぜB-52ではなく、B-2なのか

引用:X(旧Twitter)
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米軍がB-52やB-1ではなくB-2を投入したのは、イランの防空網が完全には無力化されていないためとの分析が出ている。イランは移動式防空システムや残存する防空網を維持しており、ステルス性能を持つB-2が最も安全に目標を攻撃できるプラットフォームと評価されている。

また、B-2の乗員は地下施設攻撃任務を重点的に訓練してきたとされる。軍事専門家は、B-2の投入はイランの核施設や軍需施設への攻撃段階に拡大する可能性を示すものだとみている。

◆ 海軍艦艇も攻撃…9隻撃沈と発表

引用:X(旧Twitter)
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空襲とともに海上作戦も拡大している。ドナルド・トランプ米大統領はこの日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、「イラン海軍の艦艇9隻を破壊し撃沈した。一部はかなり大型で重要な艦艇だった」と投稿した。

さらにトランプ氏は「残りの艦艇も引き続き攻撃する予定で、まもなく海底に沈むことになるだろう」とし、「別の攻撃ではイラン海軍本部も大部分破壊した」と主張した。米中央軍もオマーン湾近海でイラン艦艇1隻を撃沈したと確認しており、米軍による海上攻撃が拡大していることが明らかになった。

◆ 米軍の戦略資産が総動員

引用:米空軍
引用:米空軍

米軍は今回の作戦でB-2の他にも大規模な戦力を投入した。展開された戦力には、F-35・F-22・F-16・F/A-18戦闘機、EA-18G電子戦機、AWACS早期警戒機、RC-135偵察機、MQ-9リーパー無人機、パトリオット・THAAD(サード)防空システム、空母打撃群などが含まれるという。

またA-10攻撃機やルーカス(LUCAS)自爆型ドローン、空中給油機、輸送機、P-8哨戒機、誘導ミサイル駆逐艦なども作戦に投入された。米軍は主な攻撃目標として、▲イラン軍指揮統制センター▲イスラム革命防衛隊(IRGC)本部▲統合防空網▲弾道ミサイル基地▲海軍艦艇及び潜水艦▲対艦ミサイル基地▲軍通信網などを挙げている。

中央軍は「大規模空襲によって蛇の頭を断ち切った」とし、「イスラム革命防衛隊はもはや本部を失った」と主張した。

望月博樹
望月博樹

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