
米連邦裁判所は3月31日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領が推進するホワイトハウスのボールルーム(宴会場)建設について、一時差し止めを命じた。
ワシントン・ポスト(WP)によると、ワシントン連邦地裁のリチャード・レオン判事は同日、トランプ政権による同施設の建設を停止するよう命じたという。この訴訟は、トランプ政権が議会の承認を得ずに約4億ドル(約633億7,000万円)を投じ、大規模なボールルームを建設することの適法性が争点となっていた。
トランプ政権は、大統領にはボールルームの規模設定を含めホワイトハウスの改修に関する広範な権限があると主張したが、裁判所はこれを退けた。
レオン判事は、「米大統領は将来の大統領とその家族のためにホワイトハウスを管理する立場にあるのであって、所有者ではない」と指摘し、トランプ氏が主張するような権限を裏付ける法律は存在しないと判断した。さらに、トランプ氏が昨年、議会の承認を得ずにホワイトハウスのイーストウィング(東棟)別館を解体できた法的根拠を示すべきだとも指摘した。
トランプ氏は昨年10月、ボールルーム建設に向けてホワイトハウスのイーストウィングを取り壊している。
ただ、トランプ政権が控訴することが見込まれるとして、建設差し止め命令の発効を2週間猶予する判断を示した。差し止め期間中も、安全に関わる工事については継続を認めた。
トランプ氏は判決後、「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、今回の訴訟を提起した歴史的建造物の保存に取り組む「ナショナル・トラスト協会」を「極左の狂信者集団」と批判し、不満を示した。
















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