
米下院所属の共和党議員らがドナルド・トランプ米大統領による議会の承認なしのイランとの戦争再開を阻止しようとする民主党の決議案処理を阻止した。
アクシオスは9日(現地時間)、共和党の下院議員らが、民主党が提出した「戦争権限決議案」の可決を阻止したと報じた。この決議案はトランプ大統領が議会の事前承認なしにイランに対して敵対行為を再開することを法的に禁止する内容を含んでいる。
今回の騒動は、米国下院の休会中に、法的手続きのために開かれた短い形式的な会合の中で起きた。民主党のグレン・アイビー議員は会議場に出席し、自党が推進するイラン戦争権限決議案を全会一致で可決させるよう要請した。しかし、当時議長席で会議を主宰していた共和党のクリス・スミス議員はそのまま議事を進め、散会を宣言して会議場を後にした。
民主党議員らは共和党下院議員らがトランプ大統領の盾の役割を果たし、議会の憲法的責任を放棄していると強く批判した。マデリーン・ディーン議員は、民主党は憲法的責任を果たすために議会が正常に機能することを要求していると強調した。サラ・ジェイコブス議員も戦争権限は議会の特権だとして、来週議会が再開され次第、この決議案の強制採決を求める考えを示した。
民主党がこのように決議案の可決に拍車をかける理由は、トランプ大統領が議会の同意なしにイランとの軍事的衝突を再開する可能性があるという危機感からだ。民主党は有権者に対し、トランプ大統領の軍事行動を抑制するために利用可能なあらゆる手段を使っていることを強調しようとしていると解釈できる。
しかし、決議案が米国下院で採決を経て成立したとしても、実際に法的効力を持つことは難しいとの見方が出ている。共和党議員が多数を占める上院の壁を越えなければならず、最終的にドナルド・トランプ大統領が拒否権を行使することが確実視されているからだ。これにより、トランプ大統領の戦争権限を巡る米政界の激しい攻防は当分の間続くとアクシオスは予測している。














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