
米国の首都ワシントンD.C.にあるホワイトハウス近くで武装した不審者と米シークレットサービスの要員との間で銃撃戦が起き、ホワイトハウスが一時的に緊急封鎖される事態が起きた。この事件は先月、ホワイトハウス記者協会主催の夕食会中に発生した銃撃および暗殺未遂事件から10日も経たずに起こり、米国社会に大きな衝撃を与えている。
4日の午後3時30分頃(現地時間)、事件はワシントン記念塔近くの15番街とインディペンデンス・アベニューの交差点付近で発生した。米国のJD・ヴァンス副大統領の車列がその地域を通過した直後だった。米シークレットサービスによると、ホワイトハウスの外周をパトロールしていた私服の要員が銃器を所持していると思われる不審者を発見したという。
米シークレットサービスのマシュー・クイン副長官はブリーフィングで「要員がその人物を追跡した後、制服警官らに支援を要請した」と述べた。制服警官らが接近すると、容疑者は逃走を試み、すぐに銃器を取り出して先に発砲した。これに対し米シークレットサービスの要員が即座に応戦し、銃撃戦になった。容疑者は銃に撃たれて現場で制圧された後、病院に搬送された。
この過程で、容疑者が発砲した銃弾により近くにいた未成年者1名も負傷したが、幸い命に別条はないという。当局はその銃弾が容疑者によって発射されたと見ている。クイン副長官は正確な犯行の標的はまだ確認されていないと述べた。彼は「今回の銃撃が大統領や副大統領を狙ったものかどうかはまだ分からない」とし、「我々はすべての可能性を考慮し、徹底的に調査している」と説明した。ただし、現時点でヴァンス副大統領の車列が直接的な標的だったという状況証拠はないという。
銃撃の直後、米シークレットサービスはホワイトハウス北側の芝生にいた記者たちをブリーフィングルームに緊急避難させ、ホワイトハウスは一時的に封鎖された。当時、米国のドナルド・トランプ大統領はホワイトハウス内部で小規模なビジネスイベントを進行中で、イベント自体は中断されなかった。
目撃者たちは現場で5~6発の銃声を聞いたとし、多くの警察車両と武装した要員が瞬時に現場に集結したと伝えた。現在コロンビア特別区首都警察と連邦当局は事件の経緯と容疑者の身元、犯行動機を調査しており、現場周辺の道路は数時間にわたり全面通行止めになっている。













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