
米中首脳会談の協議内容に関心が集まる中、会談当日に撮影された通訳者のメモの写真から、主要議題を推測させる複数のキーワードが確認された。
15日、台湾メディアの聯合新聞網などによると、AFP通信は前日に北京の人民大会堂で行われたドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談で、通訳の業務風景を撮影した写真を拡大分析し、机上のメモに記された単語を識別したと報じたという。
メモには主に中国語、一部英語で単語が記されており、その中には米連邦通信委員会(FCC)、封鎖、レアアース、穀物などの文言が確認された。
また、イラン情勢や中東問題に関連してイスラム革命防衛隊、ホルムズ海峡、レバノンといった単語も含まれていた。
さらに、米国とイスラエルによる空爆で死亡したとされるイランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師の名前も記載されていた。
FCCについては、米国の対中国輸出規制に関連する議題だった可能性がある。
FCCは先月30日、米国と「相互認証協定」を結んでいない中国などの電子機器検査・認証機関の資格を取り消したほか、中国大手通信会社3社による米国内データセンター運営を禁止する方針を示していた。
これに対し、中国商務省報道官は「こうした差別的措置は中国などの利益を著しく侵害するものだ」と反発し、実施された場合には「必要な措置を断固として講じ、中国企業の正当な権益を守る」と警告していた。
また、レアアースは米国による半導体輸出規制への対抗措置として中国側が管理強化を進めている分野であり「穀物」は中国による米国産穀物購入問題を指している可能性がある。
今回の首脳会談を前に、米国側は中国による大豆、牛肉、ボーイング機の購入拡大を求め、中国側は台湾、関税、技術輸出規制問題を提起するとの観測が出ていた。
イラン情勢を巡っては、米中両首脳がイランの核保有を容認しないことで一致し、ホルムズ海峡の軍事利用や通航料徴収にも反対する立場を確認したとホワイトハウスが明らかにしている。
トランプ大統領はフォックス・ニュースのインタビューで、習主席が首脳会談の席で「イランに軍事装備を提供しない」と述べたほか、ホルムズ海峡開放に協力する意思を示したと説明していた。
また、トランプ大統領はこの日、北京・中南海で行われた習主席との会談で「我々はイラン問題について非常に似た考えを持っている」とし「我々はこの状況が終わることを望んでいる」と語った。













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