イラン国営TV、キャスターに銃器訓練…UAE国旗への発砲場面も放送

米国とイランの終戦交渉が行き詰まる中、イラン国営放送がニュースキャスターに銃器の使用方法を学ばせる様子を放送し、緊張感を高めている。
BBCなどによると、イラン国営放送オフォグは15~16日(現地時間)、イスラム革命防衛隊(IRGC)の将校がキャスターのホセイン・ホセイニ氏にカラシニコフ銃(AK-47)の扱い方を教える場面を放送したという。
番組では、銃の分解から発射まで射撃の一連の手順が詳しく説明された。米国によるイランへの追加空爆に備えて、国民向けの射撃訓練を意識した内容とみられている。
ホセイニ氏はスタジオ内に掲げられたアラブ首長国連邦(UAE)の国旗に向けて実際に小銃を発砲する場面も見せた。ただし、実弾が使用されたかどうかは確認されていない。

また16日には、別の国営放送チャンネルで女性キャスターのモビナ・ナシリ氏が小銃を手に登場し「必要であれば、私を含むすべての女性が命を懸けて戦争に参加する準備ができている」と語った。
一部ではこうした放送について、国民に不透明な戦時状況を印象づけたり、恐怖心をあおることで総動員態勢への警戒感を維持しようとする意図があるとの見方が出ている。
さらに、2011年にリビアのムアンマル・カダフィ政権が崩壊する数日前、テレビ司会者が銃を手に反政府デモ参加者を威嚇した場面を想起させるとの指摘も上がった。













コメント0