
イランが米国の海上封鎖により原油輸出が制限され、老朽油槽船まで活用していると19日(現地時間)にフィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。FTが引用した「イラン核保有阻止連合(UANI)」のデータによると、現在ペルシャ湾近くにはイラン産の石油及び石油化学製品を積んだ油槽船約39隻が待機しているという。4月13日に米国の海上封鎖が施行される前の29隻と比較して増加した数値だ。
特にイランのハールグ島の石油輸出ターミナル近くに停泊している船舶が大幅に増加したと把握されている。FTが欧州宇宙機関(ESA)の衛星データを独自に分析した結果、1か月前に6隻だった船舶は現在20隻に増加した。FTはまたUANIとオマーン湾近く、すなわち米軍の海上封鎖線のすぐ内側に位置するイランのチャーバハール港に停泊していると推定される油槽船13隻も追加で確認したと明らかにした。
FTは「米国の海上封鎖措置が相当な効果を上げていることを示唆している」とし、「イランの原油を相当部分拘束し、イランは海上貯蔵のために老朽油槽船を再び使用せざるを得なかった」と分析した。一例として、約2年前に最後に使用されたと推定される船齢30年の超大型油槽船が4月末にペルシャ湾で位置信号を送り始めたと伝えられる。
データ分析企業ケプラー(Kpler)のYui Torikata氏は「ペルシャ湾海域に留まっているイラン産原油の量は戦争以降最大水準であり、今月初めから高水準を維持している」と分析した。ケプラーによると、ペルシャ湾海域のイラン産原油は戦争以降約65%増加した約4,200万バレルと推定される。
イランはまた米国の封鎖区域内に約2,400万バレルの追加原油を海上貯蔵できる空の油槽船を持っている。データ分析企業Kayrrosの専門家であるアントワーヌ・ハルフ氏は「イランが生産中断事態を避けるために耐えられる時間(runway)を増やしている」と分析した。また、イランの地上貯蔵容量の約64%が満杯の状態だと説明した。
2月末、戦争前のイランはアジアの精油所などを中心に、月間約4,000万~6,000万バレルの原油を輸出していたと伝えられる。














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