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各国首脳の中国訪問競争、ついに新たな「朝貢時代」か?

竹内智子 アクセス  

ブリッジウォーター創業者「各国首脳の中国訪問競争は新たな朝貢時代」

引用:ブリッジウォーターホームページ
引用:ブリッジウォーターホームページ

「ヘッジファンドの帝王」と呼ばれるブリッジウォーター・アソシエイツ創業者兼会長のレイ・ダリオ氏は、「世界各国の首脳が中国訪問を競い合うなか、一種の朝貢時代が到来した」と述べた。

香港紙・明報の18日付報道によると、ダリオ氏は16日にブルームバーグテレビのインタビューで、「米国は世界の強国としての信頼を失いつつある」と批判する一方、「中国は富と影響力を蓄積し続けている」と対比したとのことだ。

さらに、複数の国が中国訪問を競う状況について、国際情勢がまるで歴史的な朝貢体制のような時代に入りつつあることを示していると述べた。

これは、13~15日にドナルド・トランプ米大統領が中国を訪問したのに続き、19~20日にはウラジーミル・プーチン露大統領がわずか4日後に訪中するなど、ここ数カ月で主要国の首脳が相次いで中国を訪れている動きを踏まえた発言だ。

中国の国営メディア、環球時報も18日、トランプ大統領とプーチン大統領に加え、昨年12月のエマニュエル・マクロン仏大統領、今年1月のキア・スターマー英首相の訪中にも触れ、短期間で国連安全保障理事会常任理事国の首脳が相次いで中国を訪れたとし、「中国が世界外交の中心になっている」と紹介した。

ダリオ氏はまた、「米国は約80カ国に約750の軍事拠点を持ち、信頼できるパートナーと見なされてきた」としたうえで、「しかし各国は次第に『米国が自国のために戦ってくれるとは限らない』と考えるようになっている」と述べた。

さらに、「現在、世界は米国がイランとの戦争に勝てる能力があるのか疑問を抱いている」と指摘した。

また、過去1カ月のアジア歴訪や複数の首脳との会談を通じて、各国が米国への不信感を強めていると感じたとも述べた。

そのうえで、「認識が変化している。多くの世界の指導者が中国を訪れ始めており、これは歴史的な朝貢体制のように国家間の力の格差を認める場になっている」と語った。

さらに、「朝貢体制は強圧的なものではなく、強国が自律的な規律を持ち、ルールを遵守する責任を伴う秩序だ」と説明した。

ダリオ氏は最後に、「中国の台頭に対する国際的な認識は中国にとって非常に重要であり、中国は各国首脳の訪問を極めて重視している」と述べた。

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