中国、戦略鉱物の備蓄体制を整備へ…違法行為を厳罰化

中国政府は戦略鉱物の備蓄体制を整備し、来月から運用を始める。戦略鉱物を巡る違法行為が確認された場合、より厳しく処罰できるよう、管理体制も強化する。
21日(現地時間)、中国国営の新華社通信によると、中国の李強首相は、こうした内容を盛り込んだ「中華人民共和国鉱物資源法実施条例」に署名した。同条例は来月15日から施行される。
今回の条例には、昨年改正された鉱物資源法を円滑に施行し、鉱物資源の安全保障を確保するための内容などが含まれている。
鉱業権制度を見直し、鉱業権の設定・譲渡・更新などに関する具体的な規定を設けたほか、探査・採掘許可証の申請手続きを明確にするなど、鉱物資源開発の仕組みを整えた。
また、採掘権者に鉱山地域のエコシステム回復に対する責任を持たせるなど、関連制度も整備した。
特に、戦略鉱物資源の備蓄体制に関する原則を明確にし、関連制度を具体化するなど、鉱物資源の備蓄と緊急時の措置に関する仕組みも整えた。
戦略鉱物資源を巡る違法行為が確認された場合、法の範囲内で厳しく処罰すると定めたほか、鉱物資源の開発・利用水準の評価制度を見直すなど、監督・管理制度の強化に関する内容も盛り込まれた。
中国は昨年7月1日に改正・施行された鉱物資源法に基づき、経済安全保障や国防などで重要な鉱物資源を戦略鉱物リストに含め、一元的に管理・保護するとともに、緊急対応に向けた鉱物資源の備蓄体制を構築することを法制化するなど、重要鉱物を巡る安全保障を強化してきた。














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