
ロシアの下院議員がテスラのイーロン・マスクCEOに対し、核攻撃を敢行する可能性があるという恐ろしい警告を発した。ウクライナ・メディアのUNITED24は26日(現地時間)、「ロシア国家院のヴャチェスラフ・ヴォロディン議長が最近SNSにスペースXへの脅迫メッセージを投稿した」と報じた。
ヴォロディン議長は「スペースXがウクライナにスターリンク衛星インターネット接続サービスを引き続き提供するなら、核攻撃を敢行する」と脅した。さらに「マスクCEO本人も自社の人工衛星が子どもたちの殺害に使われている事実を認識すべきだ。これは結局、痕跡を全く残さない武器の使用につながる可能性がある」と主張した。現在、ヴォロディン議長は自国の関連委員会と共にスペースXのウクライナ支援中止を促す決議案の草案を作成し、これを他国の議会に送る方針を進めている。
これに先立ちウクライナ政府は、2月にロシア軍が無断でスターリンク機器を搭載したドローン(無人機)を利用してウクライナの後方深くまで攻撃してきたという疑惑により、スペースXと協議してウクライナ地域内にある無許可のスターリンク端末の使用を遮断した。ロシア軍はスターリンク衛星接続が途絶えた後から進撃速度が大幅に鈍化し、戦場での誤射が発生するなど混乱が続いた。
2月、親ウクライナ派の地下組織アテシュの報告によれば、ザポリージャ前線に駐屯していたロシア軍は通信が円滑でない状態で味方の陣地さえ正確に把握できなかったという。結局、ロシア軍が味方に発砲し、12名で構成された攻撃隊が全滅した。当時、アテシュは「ロシアが民間通信技術に依存しており、これが致命的な弱点になった」とし、「通信が途絶えれば指揮系統が崩壊し、兵士たちは自滅し始める」と説明した。
実際に通信ができない前線に追い込まれたロシア軍は大混乱に陥った。2月、親ロシア派の軍事ブロガーたちはスターリンクサービスが中断された後、前線に投入されたロシア軍部隊の約90%が通信接続を失ったと明らかにした。あるロシアの軍事ブロガーは「ほぼすべての前線で端末が遮断され、指揮・統制が不可能になった」とし、「古いトランシーバーを寄付してほしい」と訴えた。
スペースX側は登録された端末のみ接続可能な「ホワイトリスト」システムを導入し、認証されていない端末での通信を防いでいる。特にドローン・ミサイルに取り付けられることを懸念し、機器が時速75㎞を超える速度で移動する場合、自動的にインターネット接続を遮断している。
ロシアは最近、開戦以来最悪の戦況に直面している。ウクライナは先週、国境からなんと1,700㎞離れたロシア・ペルミ地方の化学工場を攻撃し、生産を中断させた。21日にはウクライナから約700㎞離れたロシア・ヤロスラヴリ地方の精油施設とロシアで最大規模のキリシ精油施設、ウクライナから1,500㎞以上離れたペルミ地方精油施設などを目標に空襲を敢行した。
同日、ウクライナはロシア占領地であるウクライナ・ルハーンシク州のスタロビルスク大学の建物と学生寮を攻撃した。この攻撃で学生21名が死亡し、60名が負傷した。ウクライナ側はロシア軍事施設を狙った攻撃だったと主張したが、ロシアはウクライナが民間人を攻撃し、ジュネーブ条約に違反したと反論した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「寮周辺には軍事施設がない。防空システムを狙った攻撃だと弁明する根拠もない」とし、「ドローン16機が同じ場所を3回攻撃した。これはミスではなかった」と指摘した。現在ロシアは、オレシュニク・ミサイルなどを動員し、ウクライナの首都キーウを含む全域に無差別空襲を浴びせている。














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