
中国軍と中国海警局はフィリピンと領有権を争う南シナ海のスカボロー礁周辺で一斉に巡視活動を実施し、領有権を守る姿勢を改めて強調した。
30日、中国軍南部戦区はWeChatを通じて「同日、海軍と空軍の部隊を動員し、スカボロー礁の領海・領空および周辺海域で戦闘準備態勢に基づく警戒巡視を実施した」と発表した。
中国軍南部戦区は「6月に入って以降、スカボロー礁の領海・領空および周辺海域での戦闘準備態勢に基づく警戒巡視を継続的に強化し、海域・空域の統制能力を高めてきた」と説明し「あらゆる侵害や挑発行為に効果的に対応し、国家の主権と安全保障、南シナ海の平和と安定を断固として守った」と主張した。
中国海警局も同日、スカボロー礁の領海および周辺海域で法執行巡視を実施したと発表した。
中国海警局は「6月以降、スカボロー礁の領海と周辺海域で法執行巡視を継続的に強化し、不法に侵入した船舶に対して法令に基づき対処してきた」と説明し「今後も関連海域での管理を一段と強化し、国家の領土主権と海洋権益を断固として守る」と強調した。
スカボロー礁はフィリピン・ルソン島の北西約230kmに位置する岩礁で、中国とフィリピンがそれぞれ領有権を主張する南シナ海の代表的な係争地域だ。中国は2012年4月以降、この海域を実効支配している。
中国はスカボロー礁周辺で軍と海警局による定期的な巡視を続けている。専門家は、中国がこうした活動を通じて係争海域に対する実効支配をさらに強化する狙いがあると分析している。














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