「ドローン時代」英、次世代防空駆逐艦を中止しドローン指揮艦を建造へ

英国が次世代防空駆逐艦事業を廃止し、ドローン運用が可能な「共用戦闘艦(Common Combat Vessel)」を建造することを決定した。
28日(現地時間)ガーディアンやサンデー・タイムズなどによると、英国国防省は来月7日までに発表予定の国防投資計画(DIP)において、次世代防空駆逐艦として推進してきた83型駆逐艦事業を廃止し、空・海・海底の無人システムを統合運用する共用戦闘艦の建造へと方針を転換したという。
英国国防省は、老朽化した45型対空駆逐艦6隻を、当初「未来航空優勢システム(Future Air Dominance System)」の一部として設計されていた83型駆逐艦6隻で置き換える予定だった。しかし今回の決定により、83型駆逐艦事業は初期設計段階で廃止される見通しとなった。
2030年以降に合計6隻が建造される共用戦闘艦は、空・海・海底の各領域でドローン運用の指揮機能を担うことになる。英国国防省は、無人システムの統合運用という方向転換により、乗員数やコストを増やすことなく、防空能力および海軍の作戦範囲を拡大できると期待している。
今回の決定は単なる艦種変更にとどまらず、大型駆逐艦中心の構造から、少数の有人艦艇が多数の自律型プラットフォームネットワークを指揮・運用する分散型艦隊構想への転換を意味すると、英国メディアは伝えている。
ダン・ジャービス国防相はサンデー・タイムズに対し、「共用戦闘艦は変化する脅威への答えだ」と述べた。そのうえで「我々が直面している増大する脅威を念頭に設計・建造されたハイブリッド艦を、軍の兵士たちに提供することになる。海軍に現代戦に適した新たな能力をもたらすだろう」と語った。














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