「封鎖宣言の直後、米軍基地を狙った」イランがクウェート攻撃を主張

イランはクウェートに駐留する米軍施設をドローンで攻撃したと主張し、中東地域の軍事的緊張が再び高まっている。ドナルド・トランプ米大統領がイランの港湾を封鎖する方針を表明した直後の発表で、両国の軍事的な対立が湾岸地域全体へ拡大する様相を見せている。
イラン国営放送IRIBは14日(現地時間)、軍の声明を引用し、イラン軍がクウェート国内の米軍基地を標的にドローン攻撃を実施したと報じた。
声明によると、攻撃対象は米軍のパトリオット・ミサイル防衛システムのほか、燃料貯蔵施設、監視塔、弾薬庫、通信施設などだったという。イラン軍は今回の作戦は米国の軍事行動への報復だと主張した。
ただし、被害規模や死傷者の有無については明らかにしていない。米国防総省とクウェート政府も現時点で攻撃について確認はしていない。
IRIBはまた、軍関係者の話としてイラン海軍が「米国の敵対国の敵対的な船舶」に向けて巡航ミサイルを発射したと伝えた。しかし、船舶の国籍や位置、実際に被弾したかどうかなどの詳細は明らかにされていない。
今回の発表はトランプ大統領が米東部時間14日午後4時(日本時間15日午前5時)からイラン港を封鎖すると表明した直後に行われた。米国による海上での圧力強化に対し、イランが軍事的な対抗措置を強めているとの見方も出ている。
IRIBはさらに、米国とイランの軍事衝突が拡大する中、湾岸地域のアラブ諸国を含む中東各地で攻撃が相次いでいると伝えた。
現時点ではイラン側の発表以外に米国やクウェートなど第三国による攻撃の確認はなく、実際の被害については今後の検証が必要な状況となっている。















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