「0時から6時はSNS禁止」英国、16〜17歳向け夜間制限を初期設定へ
0〜6時の使用制限をデフォルトに設定
無限スクロールも基本遮断
「解除可能」で実効性不足との指摘も

16歳未満のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)使用を全面的に禁止することを決めている英国が、16〜17歳の青少年による深夜時間帯の使用を制限する政策の推進に乗り出した。
15日の聯合ニュースによると、英国の科学・イノベーション・技術省は同日、オンライン上で次世代を保護し、保護者を支援するための追加措置として、午前0時から午前6時まで16〜17歳の「SNS」使用を遮断することをデフォルト(初期設定)にする方針を明らかにした。
ただし、全面的な遮断ではなく、深夜時間帯の使用制限をデフォルト設定にするものであるため、こうした「夜間使用禁止」機能を解除することも可能と予想されており、現地では実効性に欠けるとの指摘が出ている。
英国政府はまた、自動で連続再生される動画や個人向けにカスタマイズされたコンテンツを継続的に提供するフィードなど、「無限スクロール」機能については非活性化をデフォルトにする方針だ。
これに先立ち英国政府は先月、次世代に子ども時代を取り戻させるとして、「Facebook」や「Instagram」、「TikTok」、「Snapchat」、「YouTube」といったSNSプラットフォームを16歳未満が使用できないようにする政策を発表していた。政府は年内にも立法手続きを終え、来年春に本格施行する計画としている。
政府が青少年のSNS使用制限に関する各界の意見を収集した結果、2012年の同性婚許容に続き、歴代2番目に多い11万6,000件が寄せられた。回答した保護者の83%が「SNS」が子どもに及ぼす危険要因はメリットよりも大きいと答え、91%が最低年齢基準として16歳を支持した。
リズ・ケンデール科学・イノベーション・技術相は「意見を聞いた結果、保護者と10代の若者の双方から、16歳になって自立性が高まっても、深刻な弊害をもたらしかねない依存性の極めて高いオンライン機能から、引き続き守る必要があるという明確なメッセージが寄せられた」とした上で、「若者が必要な睡眠時間を確保し、学業に集中するとともに、家族や友人とより充実した時間を過ごせるよう後押しする」と述べた。
一方、10代の利用者自身が利用制限を解除できるのであれば、実効性に乏しいとの指摘も出ている。
オンライン上のチャレンジで十代の子どもを亡くしたエレンさんは、BBCの取材に対し、「簡単にオフにできるようでは不十分だ。17歳の子どもに酒瓶を渡し、それを少し手の届きにくい場所に移すようなものだ。いつでもまた手に取れるではないか」と語った。















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