
ロシアに近いバルト海沿岸国リトアニアで、軍への入隊を志願する若者が大幅に増えていることが分かった。
14日、リトアニアの公共放送LRTによると、今年リトアニア軍が受け付けた入隊申請は8,100件を超えた。このうち約4,400人は徴兵通知を受ける前に志願入隊を選択し、約3,700人は徴兵対象者の名簿が公表された後、優先入隊を申請した。軍司令部の関係者は「若者の間で国の安全保障の重要性や、国防体制における自らの役割に対する認識が高まっている」と説明した。
ロシアの飛び地カリーニングラード、親ロシア路線のベラルーシと国境を接するリトアニアは、人口約280万人の小国だ。中世からロシアと戦争を繰り返すなど対立してきたリトアニアは、18世紀末から約120年間にわたりロシア帝国の支配を受けた。第一次世界大戦終結直前の1918年2月に独立を宣言したが、1940年にはソ連に再び強制編入され、その後約50年間にわたり弾圧を受けた。ソ連崩壊直前の1990年に再び独立したリトアニアは、2004年に欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、親西側路線を維持している。
こうした中、ロシアが2014年にウクライナ南部のクリミア半島に侵攻し、強制的に併合すると、リトアニア軍は翌年に徴兵制を復活させ、毎年約5,000人を徴兵して9カ月間の兵役を義務付けた。2022年のロシアによるウクライナ侵攻が始まる前まで、志願入隊者は年間約2,000人だったとされるが、今年上半期には、予定していた徴兵予定人数を上回る若者が入隊を希望した。リトアニアと国境を接するラトビアも、今年初めに過去最多となる1,560人が義務兵役の募集に応募したと発表している。

一方、ドイツでは良心的兵役拒否の申請が急増している。同日、ドイツメディアRNDによると、今年上半期に受理された良心的兵役拒否の申請は5,862件に達し、2025年通年の3,867件を上回った。RNDは「軍務経験のない人だけでなく、予備役や現役軍人からも申請が寄せられている」と伝えた。背景には、国家的危機が発生した場合や志願入隊者が不足した場合に徴兵制を再導入することを定めた新たな兵役法が今年施行されたことがある。ドイツでは10代の学生を中心とした反対デモも相次いだ。















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