「フーシ派は本気だった」紅海でタンカー2隻が被弾…封鎖宣言後“初の攻撃”

ホルムズ海峡の封鎖以降、原油の迂回ルートになっている紅海でタンカー2隻が攻撃を受けた。これに先立ち、紅海の封鎖を宣言したイエメンの親イラン武装組織フーシ派が自らの犯行だと主張し、実際に行動に出たとみられる。
英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は23日(現地時間)、サウジアラビア南西約130kmの海上でタンカーが攻撃を受けたとの通報を受けた。UKMTOは「タンカーが正体不明の発射体に撃たれたとの報告があり、船内で火災が発生し、乗組員が消火作業を行った」と伝えた。
この報道が出た直後、フーシ派は声明を発表し、自らが攻撃を実行したことを明らかにし、攻撃を受けたタンカーがサウジアラビア籍の「エンセラ号」と「ライリア号」であると述べた。フーシ派は、これらの船舶が自ら宣言した海上封鎖措置に違反したため標的になったと主張し、2隻のタンカーに加えて10隻の船舶を引き返させたと明らかにした。
フーシ派の主張が事実なら、紅海を通じた原油輸送は大幅に減少する見込みだ。ロイター通信は「フーシ派の紅海封鎖は、イランのホルムズ海峡掌握の試みと絡み合い、世界の石油供給にさらなるボトルネックを引き起こしている」と分析した。
また、米国のドナルド・トランプ大統領が、フーシ派の紅海封鎖が現実化すれば軍事的介入の可能性を示唆していたため、この地域に新たな戦線が形成される可能性も指摘されている。米国のマルコ・ルビオ国務長官はこの日、「フーシ派は、イランに騙されてこの件に巻き込まれたようだ」と述べた。
この日までイランに12日連続で空爆を行った米軍は、中東地域に戦闘機やミサイル、医療要員などを大規模に増強配置している。1週間で米国本土の基地に駐留していた特殊作戦部隊が中東に移動し、長距離戦略爆撃機「B-1」も最近の空爆に初めて投入され、攻撃を拡大している。
トランプ大統領はSNSの「トゥルース・ソーシャル」で、イランがホルムズ海峡の船舶を攻撃するたびにイランの橋や発電所1か所を破壊すると警告した。イスラエルの公共放送は、米国が爆撃機を動員してイランの地下核施設「ピックアックス山」を攻撃する予定であることをイスラエル側に通報したと報じた。















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