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「運転手もアプリもいらない!」…テスラ、“走るだけ”のロボタクシーで移動革命を現実に

竹内智子 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

テスラ(TSLA)が長年予告してきたロボタクシーサービスの実証運行をついに開始し、市場の注目を集めた。22日(現地時間)、イーロン・マスクCEO率いるテスラはテキサス州オースティンで「モデルY」を用いた小規模な自動運転デモを公開した。

このニュースを受けてテスラの株価は週明けの取引開始前に約1.5%上昇し、投資家からも好感を持って迎えられた。

今回の試験サービスは一般向けではなく、テスラファンのSNSインフルエンサーや一部の個人投資家を招待する形で行われた。SNS「X(旧Twitter)」には運転席が無人のまま、後部座席に乗客が座り、助手席に同乗したテスラ社員が走行をモニターする様子が次々と投稿された。

乗車料金は一律4.20ドル(約610円)で設定されており、これはマスクが過去にしばしば言及してきた象徴的な数字と重なる。

マスクは今回の取り組みについて「自動運転開発チームの努力に拍手を送りたい」と述べ、自ら記念投稿を行った。

テスラはロボタクシー専用の公式アカウントを新設し、乗車体験のレビューをまとめたプロモーションスレッドを展開している。

今回の公開は今後の本格展開に向けた第一歩とされ、マスクは年末までにオースティンで10~20台を運用開始し、2026年までに数百台規模へと拡大する計画を示した。

加えてテスラは、完全自動運転専用モデル「サイバーキャブ(Cybercab)」の開発も並行して進めている。この車両にはハンドルやペダルが存在せず、2025年から量産を開始する予定だ。

こうした一連の動きに対し、米ウェドブッシュ証券のアナリストであるダン・アイブス氏は「自動運転とロボタクシーは今後のテスラ成長のエンジンになる」と分析し、事業が軌道に乗れば時価総額が現在の2倍以上に膨らむ可能性もあると指摘した。

今回の実証運行はエリアや台数こそ限定的だったが、公道での自動運転が実際に機能する様子を披露し、市場の視線を再び集めることに成功した。今後は実データに基づく技術拡張とサービス商用化、収益モデルの確立に向けた動きが加速するとみられる。

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