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ゼレンスキー大統領がロシアの平和会議参加を呼びかけ、ウクライナ領土の放棄を否定…F-16戦闘機が初めてウクライナに到着

竹内智子 アクセス  

ゼレンスキー大統領「ロシアは第2回平和会議に参加すべき…領土回復、外交的解決も可能」

アメリカ製のF16戦闘機がウクライナに初めて到着

終戦の手段としてウクライナ領土を放棄する可能性について、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、領土は放棄するのは政府の権限ではなく、そのような決定には国民の同意が重要であると強調した。

彼は31日(現地時間)に公開されたフランスの日刊紙「ル・モンド(Le Monde)」とのインタビューで「ウクライナは決して領土を放棄しない」と明言した。

続けて「ウクライナの領土保全に関するすべての問題は、ウクライナ国民の意向なしには大統領や特定の人、または世界の他の大統領によって解決できないものであり、これは憲法に反することである」と強調した。

15日、ゼレンスキー大統領は、記者会見で11月に第2回ウクライナ平和会議を開催する意向を示し、この会議にロシア代表団も招待する考えを明らかにした。また、中国を訪問したドミトロ・クレバ外相を通じて直接にロシアとの交渉に乗り出す意向も示した。

ゼレンスキー大統領はロシアとの交渉に関して「私は11月に開催される第2回平和会議にロシア政府代表団が必ず参加しなければならないと思い、そうでなければ実現可能な結果を得られないと信じている」と警告した。さらに「ウクライナのための正義のある平和は、我々の領土をすべて回復することを意味する」とし、「しかし、それが武器だけによって実現されるべきだとは限らない」と付け加えた。

さらに「我々はロシアが戦争を望む限り最前線にいるが、ロシアが望むなら外交的にこの問題を解決することもできる」と述べた。

最近、終戦条件に関してキエフ国際社会学研究所(KIIS)の世論調査では、「終戦のためには領土を放棄することも可能だ」と答えたウクライナ国民は昨年5月の10%から今年5~6月には32%に増加した。しかし、「戦争が長引いても領土を譲渡できない」という回答は55%に達した。

ゼレンスキー大統領は、11月のアメリカ大統領選の結果が戦争状況に与える影響については予測が難しいと明かした。

彼は「カマラ・ハリス副大統領が勝利すれば民主党の代表になるが、ジョー・バイデン大統領とは異なる人であり、トランプ前大統領が当選した場合、どのような対話が行われるかは今のところ分からない」との意見を示した。また「11月5日の選挙結果がどうなるかは分からないが、私はアメリカ議会で、ウクライナに対する支持が多数を占めると考えている」と伝えた。

こうした中、AP通信がアメリカの関係者を引用してウクライナがこれまで切望していた西側諸国のF-16戦闘機が初めてウクライナに提供されたと報じた。

ただし、ブルームバーグ通信が匿名の情報筋を引用し、戦闘機の数は少数であると報じていた。ウクライナはロシアの攻撃を撃退する能力を強化するために、これまで西側諸国にF-16戦闘機の支援を訴えてきた。

ゼレンスキー大統領は合計128機のF-16戦闘機が必要だと主張したが、現在までに西側諸国が支援すると約束したのは60機余りである。

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