
トランプ米大統領が、対イラン軍事作戦の出口戦略の具体化を進めている。ホワイトハウスのキャロライン・レビット大統領報道官は10日(現地時間)、同作戦について「事実上、終結段階に入った」と述べた。前日、トランプ氏が当初の想定よりも早期に戦争が終結する可能性に言及したことから、今回の発言は早期終戦に向けた布石との観測が浮上している。
「軍事目標は事実上達成」
レビット氏は記者会見で、「米国はイランの弾道ミサイル戦力と核開発計画を大幅に弱体化させた。同盟国であるイスラエルや湾岸諸国に対する脅威も劇的に減少した」と指摘。「今回の作戦は事実上、完了段階にある」と言明した。
また、「大統領の目標は明確だ。無条件降伏、あるいは少なくとも米国を二度と脅かすことができない水準まで軍事力を無力化することだ」と説明。その上で、「無意味に戦争を長引かせる意図はない。米国の利益が確保され次第、任務を完了する」と述べ、近く「任務完了(ミッション・コンプリート)」を宣言し、終戦に踏み切る可能性を示唆した。
これに先立ち、トランプ氏は「イランには海軍も通信網も空軍も残っていない。軍事的観点から見て、残された戦力はほとんどない」とし、「事実上、目標はほぼ達成された」と主張。対イラン作戦は「極めて近いうちに(very soon)」終結するとの見通しを示していた。
「形式的な降伏宣言は不要」との認識
レビット氏はトランプ氏の発言を補足し、「無条件降伏とは、大統領が『イランはもはや米国に脅威を与えない』と判断する時点を指す」と定義。「イラン指導部がそれを容認するかどうかは問わない」と述べた。
これは、イラン側が米国に脅威を与えない程度まで軍事力を喪失すれば、正式な降伏宣言がなくとも「実質的な降伏」と見なして戦争を終結させる考えを示したものだ。
レビット氏は「降伏とは文書への署名という手続きではなく、状態を意味する。テヘラン(イラン当局)の承認を待つ必要はない。大統領が最高司令官としてイランの攻撃能力がゼロに達したと判断すれば、それを勝利と降伏と見なす」と強調。一方で、「大統領が早期終結に言及する一方、軍事的な任務の完遂には、実際には4〜6週間程度を要する可能性がある」との見方も示した。
今回の監修において、特に米軍の具体的な撤退スケジュールや、イスラエル側の反応について追加の調査が必要な場合は、いつでもお知らせください。
















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