
米軍がイラン中部の都市イスファハンに対し、地中貫通爆弾(バンカーバスター)による大規模な空爆を敢行した。31日(現地時間)、「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」などの海外メディアは、米軍がイスファハンに位置する大規模な弾薬庫を、重量907kgに及ぶバンカーバスターで攻撃したと報じた。ドナルド・トランプ米大統領も同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」において、爆撃の瞬間を捉えた31秒間の動画を公開した。映像には連続的な爆発が発生し、巨大な火柱が夜空をオレンジ色に染める様子が記録されているが、トランプ氏はこの投稿に一切の説明を付け加えなかった。WSJは当局への取材を通じ、この動画が今回の空爆を捉えたものであることを確認したが、詳細な被害規模については依然として精査中であると伝えている。
かつてペルシャ帝国の首都であったイスファハンは、現在の軍事戦略上においてもイランの「戦略的心臓部」と目されている。軍需産業の中枢である同地には、核施設やミサイル生産拠点、空軍基地、防空網の主要要素が高度に集積しているためだ。特に昨年6月、米軍が同地の核施設を爆撃した際、イランが保有する濃縮ウラン在庫(約440kg)の半分以上に相当する約220kgが施設の瓦礫の下に埋没したと推定されている。今回の攻撃は、イランによるホルムズ海峡封鎖やタンカー攻撃に対する直接的な軍事的報復としての性格が強いとの分析が支配的だ。
海外メディアは、今回の攻撃がトランプ大統領による異例の強硬発言の直後に実行された点に注目している。前日の30日、トランプ氏は進行中の終戦協議が決裂した場合、イランの発電所や石油インフラを徹底的に破壊すると宣言したばかりであった。トランプ氏は和解が成立しない場合の措置として、「イラン全土の発電所、油井、ハールク島、さらには淡水化施設を爆破し、完全に焦土化することで我々の関与を終わらせる」と言及。これまで「あえて手を付けてこなかった」急所への攻撃を解禁したことを示唆した。今回のメッセージとイスファハン爆撃の強行は、米国が休戦合意を待たずとも、一方的な武力行使によって対イラン軍事作戦を完結(締めくくり)できる段階にあることを誇示する狙いがあるとみられ、中東情勢はかつてない緊迫の度を深めている。













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