
イランのアッバス・アラグチ外相は12日、SNS(X)への投稿を通じ、イスラマバードでの対米交渉が決裂した責任は、協議の最終段階で一方的な条件変更と過度な要求を突きつけた米国側にあると猛烈に批判した。
アラグチ外相は、数十年ぶりとなる閣僚級による緊迫した交渉において、イランは紛争終結に向けた真摯な姿勢を貫いたと主張。合意形成が間近に迫った局面で、米国が提示条件を翻し、さらにホルムズ海峡の封鎖という強硬手段に訴えたことを「歴史的な失策」と断じた。
これに対し、交渉を主導した米国のJ・D・バンス副大統領は、21時間に及ぶ協議が物別れに終わったことを正式に表明。イラン側が核兵器開発の不可逆的な放棄に向けた具体的な担保を提示しなかったことが、交渉破綻の最大の要因であると結論づけた。
ドナルド・トランプ大統領も声明を出し、「予測不能な勢力に核の脅威を委ねるような妥協は、いかなる和平案よりも危険である」との認識を表明。核武装阻止が米国にとってのレッドライン(譲れない一線)であることを改めて決定づけた。
米中央軍はトランプ大統領の指揮下、米東部時間13日午前10時よりホルムズ海峡の全面封鎖を開始する。この事態を受け、世界中のメディアは22日に期限を迎える現行の停戦合意の崩壊を危惧している。市場ではイランによる激しい報復措置への警戒が最大級に達しており、国際原油価格は再び1バレル100ドルの大台を突破。世界経済への深刻な影響が懸念されている。













コメント0