
米アップルが、低価格帯のスマートフォン「iPhone17e」を発表した。新モデルはA19チップの搭載に加え、MagSafeへの対応や充電性能の向上など、全体的な性能強化が図られているのが特徴だ。
2日(現地時間)、ITメディアのMacRumorsによると、アップルは3日、iPhone17シリーズの新モデルとして「iPhone17e」を公開した。
iPhone17eには、3ナノメートル(nm)プロセスで製造されたA19チップを搭載している。6コアCPUはiPhone11と比べて最大2倍の処理速度を実現し、日常的なアプリの起動や高度な人工知能(AI)処理も滑らかにこなすとしている。4コアGPUはハードウェアベースのレイトレーシングに対応し、グラフィック表現を大きく向上させた。
通信性能も向上した。アップルが自社設計した最新モデム「C1X」を搭載し、前モデルのiPhone16eと比べて最大2倍の通信速度を実現したという。また、電力効率はiPhone16Proに搭載されているモデムと比較して約30%向上しており、バッテリー駆動時間の延長にもつながるとしている。
画面と耐久性も強化された。15.4センチのSuper Retina XDRディスプレイには「Ceramic Shield 2」を採用し、耐傷性能は前世代比で約3倍に向上している。光の反射を抑えることで視認性も高めた。側面には「アクションボタン」を配置し、懐中電灯やビジュアルインテリジェンスなど、使用頻度の高い機能を即座に起動できるようにした。
一方で、上位モデルに搭載されている「Dynamic Island」は採用されず、上部は従来どおりノッチデザインとなっている。

カメラは4,800万画素のFusionメインカメラを中心に構成されている。2倍の望遠撮影に対応し、単一レンズながら多様な画角での撮影が可能だ。動画は毎秒60フレームの4Kドルビービジョン撮影をサポートしており、空間オーディオや風切り音の低減機能を備えた「オーディオミックス」機能も利用できる。
充電機能も強化されている。低価格モデルでありながらMagSafeおよびQi2ワイヤレス充電に対応し、最大15ワットで充電できる。前世代で指摘されていたMagSafe非対応の課題も解消した。有線充電では約30分でバッテリー容量の最大50%まで充電できるという。
オペレーティングシステム(OS)にはiOS26を標準搭載する。リアルタイム翻訳やビジュアルインテリジェンスなどに対応するAIプラットフォーム「Apple Intelligence」をサポートする。また、迷惑電話などに代わって応答する「通話スクリーニング」機能や、コールセンターなどでオペレーターにつながるまで待機を代行する機能も新たに追加された。
出荷価格は9万9,800円に設定された。部品価格が上昇する中でも前作と同水準の価格を維持した点が注目されている。基本ストレージは従来の128GBから256GBへと拡大し、価格を据え置いたまま容量を増やすことで実質的な値下げに近いとの見方も出ている。ストレージ容量は256GBと512GBの2種類を用意し、カラーはブラック、ホワイト、ソフトピンクの3色を展開する。
iPhone17eは日本を含む70以上の国・地域で4日に予約受付を開始し、11日に正式発売する。













コメント0