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肛門に挿入していたアダルトグッズ、そのままMRI検査を受け事故に…一体なぜ?

平野大地 アクセス  

20代女性、アダルトグッズ挿入でMRI検査中に負傷

ある女性が肛門にアダルトグッズを挿入したままMRI検査を受け、重傷を負った。

14日(現地時間)、豪メディア「ニュース・ドットコム・オーストラリア(News.com.au)」は、米食品医薬品局(FDA)の資料を引用し、MRI検査中に起きた衝撃的な事故について報じた。

報道によると、この事故は2023年4月に発生した。匿名の女性Aさん(23歳)が肛門にプラグを挿入したままMRI装置に横たわったという。

MRI装置は体内を撮影するために強力な磁石を使用しており、通常0.5~3テスラ(T)の範囲に及ぶ。これは冷蔵庫の磁石(約0.001テスラ)よりはるかに強力で、地球の磁場の約10万倍の強さに相当する。

鉄、ニッケル、コバルトなどの金属はMRIの磁場に強く引き寄せられる性質があり、これらが磁石に引き寄せられる際には、柔らかい組織を傷つける可能性がある。そのため、MRI検査前にはポケットの中身を空にし、アクセサリーやベルトなど、すべての金属製品を取り除く必要がある。

Aさんは使用していたアダルトグッズが100%シリコン製だと考え、取り外さないままMRI検査を受けた。しかし、そのグッズには内部に金属が含まれており、MRI撮影中に強力な磁場によって引き寄せられる事態が発生した。

その結果、Aさんは吐き気と激痛に襲われ、悲鳴を上げながら気絶寸前の状態で装置から脱出したという。その後のAさんの詳しい容体については公表されていない。

MRIの強力な磁力に注意喚起

この事件は最近、X(旧Twitter)で再び注目を集め、「MRI撮影時に肛門プラグを着用しないように」という警告を促す事例として取り上げられている。

ただし、疑問の声も上がっている。通常、MRI撮影前には放射線技師が金属の有無を徹底的に確認するためだ。しかし、FDAの報告書によれば、この女性はスクリーニングを受けたものの、「プラグ」を挿入していることを申告しなかったとされている。

同様の事例として、米国の男性が母親のMRI検査に付き添った際、ポケットに入っていた銃がMRIの磁石の影響で発射され、男性が腹部に銃創を負った事故も報告されている。

また、2021年には国内の病院でMRI撮影中の60代患者が、装置に引き寄せられた酸素ボンベに挟まれて死亡する事故が発生した。当時、MRI装置から約2メートル離れた場所に置かれていた重さ約10kgの金属製酸素ボンベが、台車ごと装置に引き寄せられたとされる。

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