海岸で救助され、無事に海に戻った子アザラシが、翌日再び人々の前に姿を現し、まるで感謝を伝えるかのような行動を見せた。

先月19日(現地時間)、米ABCのモーニングショー「グッドモーニング・アメリカ(GMA)」は、ニューヘイブンの海岸都市で子アザラシが2日連続で現れたというニュースを報じた。

先月16日、米ニューヘイブン中心部に、生後5~6週間ほどとみられる子アザラシが姿を現した。

アザラシが路上にいるとの通報を受け、捜索に向かった警察官クリスチャン・ブルックハート(Christian Bruckhart)は、現地メディア「WTNH」に「最初はいたずら電話だと思った」と語った。

現場に到着すると、アザラシはまるで誰かを待っているかのように道路の真ん中で横たわり、周囲を見回していた。

クリスチャンは近くのミスティック水族館(Mystic Aquarium)に支援を求めた。賑やかな街中ではアザラシが一人で海に戻るのは危険だったため、救助専門家が到着するまでそばを離れなかった。

引用:YouTubeチャンネル「TODAY」
引用:YouTubeチャンネル「TODAY」

この日、アザラシの安全な帰還を手伝うために駆けつけたフランチェスカ・バタリア(Francesca Battaglia)は、その姿を見て驚きを隠せなかった。

それは前日、道に迷い陸をさまよっていたところを救助し、海に戻ったはずのアザラシだった。自分を助けてくれたフランチェスカを認識したようで、感謝を伝えるかのように彼女の手の甲に顔を近づけた。フランチェスカはアザラシの再訪を喜びつつも、海への道を見失ったり、餌を見つけられず陸に戻ってきたのではないかと心配した。

地球温暖化の影響で生息地と餌が減少し、本来陸地で生活しないホッキョクグマなどが人里に現れる事例が増加している。

今回は幸い事故には至らなかったが、海に戻った後に再び人里を訪れた場合、車にひかれるなどの危険な状況が発生する可能性もある。

このような事態を防ぐため、フランチェスカはミスティック水族館でアザラシを保護しており、「野生に戻る準備ができるまで世話をする」と述べた。

平野大地
平野大地

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