
インドを旅行中の女性観光客らを集団で性的暴行し、同行していた男性らを水に投げ込み1人を死亡させた犯人集団の3人に死刑が宣告された。
現地時間22日、「ザ・タイムズ・オブ・インディア」などは、インド南部カルナータカ州ガンガバティ第1追加地方裁判所は、性的暴行と殺人の容疑で起訴されたマレシ容疑者(22歳)、サイ容疑者(21歳)、シャラナパ容疑者(27歳)に死刑を言い渡したと伝えた。
彼らは昨年3月、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている観光地のハンピ遺跡近くのトゥンガバドラ運河周辺で、星を観察していた一行5人を襲撃した。被害者には27歳のイスラエル人の女性観光客と29歳でホームステイを経営するインド人女性が含まれていた。

犯人らは金を要求して一行を脅迫した後、女性2人を集団で性的暴行した。その後、携帯電話2台と現金9,500ルピー(約16,000円)を奪って逃走した。
当時、現場にはインド人2人とアメリカ人1人の男性3人も同行していたが、犯人らは彼らを運河に押し落とした。
男性2人はかろうじて脱出したものの、インド人男性1人は行方不明となり、数日後に溺死体で発見された。
警察は事件発生から約1週間後に犯人集団を全員逮捕した。今回の事件は外国人観光客が被害者となった点で国際的な注目を集めた。
星を観察中の観光客を狙った計画的犯行

最近公開された判決文によると、犯人らは当初から強盗と性的暴行を目的に接近したことが明らかになった。
彼らは人気のない夜間を狙って一行を襲撃し、被害者らを殴打した後、女性らを交互に性的暴行した。
彼らは男性被害者らを追いかけて運河に落とし、一部の被害者には石を投げつけていたことも調査により判明した。
特に死亡したインド人男性は、女性らを助けようとして攻撃を受けたと伝えられている。
裁判所は、被害者らが観光名所で穏やかな時間を過ごしていた中で標的にされたとし、犯行が組織的で残虐だったと指摘した。
また、裁判所は今回の事件をインド刑法上最も重大な犯罪に該当する「極めて例外的な犯罪」と規定した。
観光客を狙った犯罪に最高刑を言い渡し
裁判所は国内外の観光客を対象とした凶悪犯罪には最高刑が必要だと判断した。
裁判所は法の権威を維持し、公共の安全を守るためには死刑が避けられないと強調した。
今回の事件は世界的な観光地であるハンピ遺跡近くで発生し、インドでの観光客の安全に対する問題を再び浮き彫りにした。
インド国家犯罪記録局の統計によると、2023年の1年間にインドで報告された強姦事件は約2万9,000件に上る。
ただし、インドでは死刑が宣告されても控訴や恩赦手続きが行われることが多く、実際の執行の可否は不透明だ。
インドで最後に死刑が執行されたのは2020年3月だ。













コメント0